アシスト記録の柴崎、攻撃面には手応えも「最後の局面は詰める必要がある」

柴崎岳

攻撃をリードした柴崎岳 [写真]=Getty Images

 キリンチャレンジカップ2018 in EUROPEが27日に行われ、日本代表とウクライナ代表が対戦。前半に先制を許した日本は槙野智章のゴールで一時は追いつくも、後半に失点を喫し1-2で敗れた。

 トップ下で先発した柴崎岳は「最後の場面でもう1歩が踏み込めなかったり、簡単に前に運ばせてしまった」ことを敗因に挙げた。

 それでも長短のパスで攻撃をリードし、正確なFKで槙野のゴールをアシスト。自身の存在感は十分に示した。「最後の局面はもうちょっと詰める必要がある」と課題を指摘しつつも、手応えも感じているようで「良くいっている部分をどうやってもっと増やしていくか。うまくいっていないわけではないので。逆にそういうシーンは何が原因でうまくいっていないのかを追求していこうと思います」と前を向いた。

 ウクライナ戦のFW陣は左に原口元気、右に代表復帰を果たした本田圭佑。最前線は昨年8月から代表に定着した杉本健勇という顔触れに。“急造布陣”ということもあり「連動性が足りなかった」と認めるが、柴崎は「前までどう運んでいくのか」が重要だという。

「そこまで行けなければどうにもならないんで。今日もサイドチェンジが大きな武器になっていたと思いますし、そこからの展開はもう少し詰める必要があると思います。どこにスペースがあるのか。どこで時間を作るのか。さっきも言った通り、できている部分もあった。攻撃に関してはそこまで僕は心配していません。これからもっと詰めていけると思っています」

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