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日本代表新監督・西野朗大全集【ガンバ大阪編】

2018.04.13

G大阪でクラブの黄金期を築いた [写真]=J.LEAGUE

 4月9日、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任し、技術委員長の西野朗氏が新監督に就任することが発表された。約2カ月後に迫った2018 FIFAワールドカップ ロシアで日本代表を指揮する西野氏とはどんな人物なのか。第2回はガンバ大阪を率いた2002年から2011年までを振り返る。

2002年

西野朗

G大阪の監督に就任 [写真]=J.LEAGUE

 J1リーグでは両ステージで優勝争いを演じ、通算19勝1分け10敗で2年ぶりの勝ち越しに成功。G大阪の歴史上最高の年間3位となり、就任1年目で結果を残した。

J1 1st 9勝1分け5敗…4位
J1 2nd 10勝0分け5敗…2位
年間順位 3位
ナビスコ杯 ベスト4
天皇杯 4回戦敗退

2003年

 さらなる躍進が期待されたものの、一時は残留争いに加わる不本意な結果に。現在もチームの中心選手である遠藤保仁が初のベストイレブン受賞を果たす。

J1 1st 4勝4分け7敗…12位
J1 2nd 6勝5分け4敗…7位
年間順位 10位
ナビスコ杯 ベスト8
天皇杯 4回戦敗退

2004年

西野朗

宮本を主将に任命した [写真]=J.LEAGUE

 宮本恒靖が主将に就任し、シジクレイ、フェルナンジーニョら新戦力が加入。タイトル獲得とはならなかったものの、国内3大会全てにおいて好成績を収めた。

J1 1st 7勝3分け5敗…4位
J1 2nd 8勝3分け4敗…3位
年間順位 3位
ナビスコ杯 ベスト8
天皇杯 ベスト4

2005年

西野朗

就任4年でJ1初制覇 [写真]=J.LEAGUE

 アラウージョやフェルナンジーニョ、大黒将志らを中心とした強力攻撃陣が機能し、1シーズン制となったJ1リーグで初優勝。G大阪に初のタイトルをもたらした。

J1 18勝6分け10敗…1位
ナビスコ杯 準優勝
天皇杯 ベスト8

2006年

西野朗

2連覇は叶わず [写真]=J.LEAGUE

 日本代表経験を持つ加地亮、明神智和、ブラジル人FWマグノ・アウベスら大型補強を敢行。J1リーグ連覇の可能性もあったが、最終節で浦和に敗れ3位となった。
 
J1 20勝6分け8敗…3位
ナビスコ杯 ベスト8
天皇杯 準優勝
AFCチャンピオンズリーグ 予選敗退

2007年

西野朗

ナビスコ杯で優勝 [写真]=J.LEAGUE

 J1リーグは前年度に続いて3位。ナビスコ杯決勝では2年目の安田理大が決勝点を挙げ、ニューヒーロー賞とMVPをW受賞。G大阪にとって2つ目のタイトルとなった。

J1 19勝10分け5敗…3位
ナビスコ杯 優勝
天皇杯 ベスト4

2008年

西野朗

ACL初制覇を成し遂げる [写真]=J.LEAGUE

 アウェイ全勝と驚異的な強さでAFCチャンピオンズリーグ初優勝を飾る。アジア代表としてクラブW杯に出場し、欧州王者マンチェスター・Uを相手に3-5とド派手な打ち合いを見せた。

J1 14勝8分け12敗…8位
ナビスコ杯 ベスト4
天皇杯 優勝
AFCチャンピオンズリーグ 優勝
FIFAクラブワールドカップ 3位

2009年

西野朗

日本代表監督の岡田氏と談笑 [写真]=J.LEAGUE

 J1リーグでは終盤まで優勝の可能性を残したものの、第33節で鹿島に1-5と大敗し、4年ぶりの頂点とはならず。その後の天皇杯決勝は名古屋を下し、史上7チーム目の連覇を達成した。

J1 18勝6分け10敗…3位
ナビスコ杯 ベスト8
天皇杯 優勝
AFCチャンピオンズリーグ ベスト16

2010年

西野朗

当時10代の宇佐美を抜擢する [写真]=J.LEAGUE

 J1リーグ開幕から5試合勝利なしと出遅れたが、宇佐美貴史や平井将生ら若手選手が台頭し、2位でフィニッシュ。不動だった中盤にも武井択也が割って入るなど、チームに新たな風が吹いた。

J1 18勝8分け8敗…2位
ナビスコ杯 ベスト8
天皇杯 ベスト4
AFCチャンピオンズリーグ ベスト16

2011年

西野朗

万博記念競技場に別れを告げる [写真]=J.LEAGUE

 夏に加入したラフィーニャが早々にフィットし、一時は2009年以来となる首位に立つも優勝は叶わず。2002年から計10年間指揮したG大阪を退任することとなった。

J1 21勝7分け6敗…3位
ナビスコ杯 ベスト4
天皇杯 3回戦敗退
AFCチャンピオンズリーグ ベスト16

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