最新のサッカーニュースについて激論を交わしていく「GEKIRON~激論~」のコーナーでは、5月18日に発表されたキリンチャレンジカップ2018ガーナ戦の招集メンバー27名について、番組MCの岩政大樹(東京ユナイテッドFC)とゲストの鈴木隆行氏、平畠啓史氏が「日本代表発表 W杯メンバーに生き残れるのは?」というテーマで語り合った。
招集された27人から、西野朗監督が目指す戦い方について読み取れる部分はあるのか。鈴木氏は「まだ決まっていないんじゃないかな」と語り、「3バックにするのか4バックにするのかというところも、今後の試合やキャンプで決めていく方向になるんじゃないか」と予測した。
ロシアW杯の登録メンバー23人の選出に向けて、基本的には今回の27人から4人が削られる方針だが、では誰が残り、誰がボーダーライン上にいるのか。番組ではそれぞれが意見を述べながら、当確選手を予想していった。
「(センターバックは)吉田麻也選手が中心となって、結果を出している槙野智章選手は堅いところかなと。そこに昌子源選手が入ってくるかどうか。植田直通選手と昌子選手、どちらかが抜ける可能性もあるかもしれないですね」(鈴木氏)
「遠藤航選手はポリバレント枠だと思うので、僕は残るんじゃないかなと思いますね」(平畠氏)
「中盤は長谷部誠選手は当確でしょう。本田圭佑選手も落とすっていうことはないと思う。コンディションも悪くないですし」(岩政)
「でも、香川真司選手、本田選手について西野監督は『実績やどういうプレーをするかは分かっているけどコンディションを見る』と言っている。そういうコメントをするということは、コンディションを見て決めるということだと思うから、今から落とす可能性も十分にあるんじゃないですか? 何でもあり得ると思います。調子が悪ければ落とす可能性はあると思います」(鈴木氏)
「あえて入れた青山敏弘選手。23人に入れないんだったらこういう選手は(呼ばないと思う)。調子もいいと言っているし、あえて入れたということは、青山選手は堅いと思います。長谷部選手にケガの不安もありますし、代役を落ち着いて任せられる。どっしり構えてくれる選手は、他に見当たらないんですよね」
「これで青山選手が落ちると『何で呼んだ?』ってなるから、この2人(長谷部、青山)は当確なんじゃないかなと。残りの3人(三竿健斗、井手口陽介、大島僚太)はかなりの競争になるんじゃないかなという気はしますね」(平畠氏)
「ボランチ専門の選手は何人か落ちるんじゃないかな。実績からいったら長谷部選手、山口選手あたりは当確だと思います。それ以外のポジションで1人か2人じゃないですかね」(鈴木氏)
「香川選手はコンディションがどうなのかという見極め。彼がいないとなると違う話になってくる。彼の出来、不出来で大きく分かれるのかなという気もします」(岩政)
「岡崎慎司選手、武藤嘉紀選手のように、最近ちょっと呼ばれていなかったけど入っている選手は、入れたいというところじゃないですかね。浅野(琢磨)選手は一番厳しい。実績的にも、こないだ(3月の欧州遠征)呼ばれなかったので」(鈴木氏)
様々な議論の結果、番組としては以下の18選手を“当確”と予想した。
■GK
川島永嗣、東口順昭、中村航輔
■DF
長友佑都、槙野智章、吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航
■MF
長谷部誠、青山敏弘、本田圭佑、乾貴士、山口蛍、原口元気、宇佐美貴史
■FW
岡崎慎司、大迫勇也、武藤嘉紀
5月25日(金)21時から放送される『スカサカ!ライブ』では、UEFAチャンピオンズリーグ決勝直前特集や天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会1回戦の注目試合展望などを放送する予定だ。
By サッカーキング編集部
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