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【スカサカ!ライブ】2トップ?3バック? 西野ジャパンの最適な布陣を考察する

2018.05.23

 5月14日(金)に発表された、キリンチャレンジカップ2018ガーナ戦(5月30日)に向けた招集メンバー27名。本田圭佑、香川真司、岡崎慎司ら実績のある選手が順当に選出され、青山敏弘が“サプライズ招集”された一方、3月の欧州遠征で活躍した中島翔哉が招集外となったことで様々な議論を呼んでいる。

 番組中にツイッター上で視聴者からのいくつかの質問が寄せられ、スタジオゲストの鈴木隆行氏らがこれに答えた。

 まずは「もし2トップなら鈴木さんはどの組み合わせがいいと思いますか?」という質問。FWとして2002年日韓W杯に出場し、ベルギー戦でゴールを決めた経験を持つ鈴木氏はこのように回答した。

「大迫勇也選手と岡崎慎司選手ですかね。それか武藤嘉紀選手。大迫選手を軸にして、武藤選手か岡崎選手。招集メンバーの中であれば、その2人は運動量があります。大迫選手を軸にして、あとは動き回ってくれるタイプ、機動力があるタイプだとうまくいくと思います」

 ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督時代には2トップはほとんど使われなかったが、西野朗監督になり、フォーメーションを変える可能性はあるのか。鈴木氏はこのように見解を述べた。

「2トップにする可能性も十分にあるかなと思います。点を取りに行く時に、1トップだとなかなか厳しい状況になる可能性があるので。2トップで、トップ下を入れる可能性もあるでしょうね」

 続いては「今回の代表選出 やはり海外組重視ですかねぇ 毎週出場して試合勘を研ぎ澄ませているJ選手のほうが良いと思うけど如何でしょうか?」という質問。鈴木氏は「基本的には、海外に出ている選手のほうが実力はありますからね」と語り、国内組を重用すべきではないか、という意見に対してこのように反論した。

「レベルの高いリーグに行けているということは、実力が高いから海外のトップレベルのリーグに行けているわけで。Jリーグで出ているから、コンディションがいいからというだけで代表は選べないというか。Jリーグで結果を出しているんだったら、海外に挑戦してもいいじゃないですか。そっちのほうがレベルは高いんだから。だからその部分(試合勘)だけで決めることはできない。代表は実力です。監督の好みはあると思いますが、実力で入っていくものなので」

 最後は「点を取りに行く時のオプションはどうなりますか?」という質問。これに対しては、鈴木氏と同じくスタジオゲストだった平畠啓史氏が「定番があってこそのオプションだと思うんですが、定番がまだ決まりきっていないので『オプションは何?』と聞かれても難しくないですか?」とコメント。

 番組MCの岩政大樹(東京ユナイテッドFC)は、メインのフォーメーションが4-2-3-1だと仮定した上で、様々なオプションが考えられることを示唆した。

「4-2-3-1の布陣から『攻撃的に行きます』となった時に、“攻撃的”をどういう考え方にするか。相手のセンターバック2人に前線の2枚でプレッシャーをかけたいのであれば、2トップにすれば少し攻撃的になりますよね。一方で、ダブルボランチの一角を、例えば井手口陽介選手から大島僚太選手に代えても、そこから前線へのパスが出てくるので攻撃的になります」

 鈴木氏が「1ボランチで、2枚をその前に置いて前線は3トップという形も当然あります。3トップもあるし、トップ下2枚もあるでしょう」と語ると。岩政はこれを受けて3-4-3のフォーメーションを提案した。

「(左右のウイングの選手を)インサイドハーフ気味に置いて、サイドエリアはウイングバックに走らせる。4バックでサイドバックを走らせると危険なので、3バックにしておくという考え方はあると思います。4-2-3-1や4-4-2、4-3-3、3-4-3。いろいろな布陣で起用できる選手ということで、ポリバレントな選手を多く呼んだのではないかと思います」

 5月25日(金)21時から放送される『スカサカ!ライブ』では、UEFAチャンピオンズリーグ決勝直前特集や天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会1回戦の注目試合展望などを放送する予定だ。

By サッカーキング編集部

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