新戦術の3バックをテスト! CBには長谷部、2シャドーに本田&宇佐美/代表合宿6日目

長谷部誠

21日から国内合宿を行う日本代表。初めて戦術練習に取り組んだ [写真]=新井賢一

 日本代表は26日に千葉県内で国内合宿6日目のトレーニングを実施。GK中村航輔(柏レイソル)とMF乾貴士(エイバル)は別メニューでの調整を続け、FW岡崎慎司(レスター)は全体練習に合流した。

 この日は、西野朗監督が導入を示唆していた「3バック」での戦術練習に取り組んだ。レギュラー組と考えられるチームには、3バックの中央にMF長谷部誠(フランクフルト)が入り、左ストッパーにDF槙野智章(浦和レッズ)、右ストッパーにDF吉田麻也(サウサンプトン)が並んだ。ボランチはMF山口蛍(セレッソ大阪)とMF柴崎岳(ヘタフェ)、左のウイングバックにDF長友佑都(ガラタサライ)、右にMF原口元気(デュッセルドルフ)、2シャドーはMF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)とMF本田圭佑(パチューカ)、1トップには大迫勇也(ケルン→ブレーメン)と岡崎が入れ替わりで入った。

 ビブス着用組は、3バックが左からDF昌子源(鹿島アントラーズ)、DF遠藤航(浦和レッズ)、DF植田直通(鹿島)、ボランチはMF大島僚太(川崎フロンターレ)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、MF三竿健斗(鹿島)が入れ替わりで入り、左のウイングバックにDF酒井高徳(ハンブルガーSV)、右にDF酒井宏樹(マルセイユ)、シャドーにMF香川真司(ドルトムント)、FW浅野拓磨(シュトゥットガルト→ハノーファー)、1トップにFW武藤嘉紀(マインツ)が入った。

 3-4-2-1のシステムで攻撃の組み立てを確認し、ミニゲームへと移ったところで岡崎は全体練習を外れた。4分の1サイズのコートで行ったミニゲームは、所々でメンバーを入れ替えながら実施。一方のチームを4-2-3-1に変更するなど、組み合わせやシステムに手を加えながらゲームを進めた。

 日本は30日にキリンチャレンジカップ2018でガーナ代表と対戦する。ロシア・ワールドカップに臨む23名はその翌日には発表される予定だ。

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