新システムへの適応に楽しみを生み出す [写真]=Getty Images
日本代表に招集されたFW宇佐美貴史(デュッセルドルフ)は、西野朗監督が採用した3-4-2-1の2シャドーのポジションで使われている。「やりやすい」と感じている本人は、新フォーメーションに関して自身の考えを述べた。
「(もう1人のシャドーには)誰が入っても合わせられると思います。みんなのストロングポイントは理解しているので。細かいところとか、仲間を使い分けられるのも自分の特徴だと思っています」
それでも、もっとも合わせやすいのはMF原口元気(デュッセルドルフ)だろう。同じクラブでシーズン後半戦を戦い、ブンデスリーガ2部で優勝を成し遂げた“戦友”とのコンビネーションを以下のように説明している。
「横にいても違和感は全くないです。活かし方とか活かされ方とか、チームで一番分かっているつもりですし。元気くんとは距離は近めというか、自分がしっかり受けて元気くんの走力を活かすとかってイメージですし。逆に元気くんが持ったら1人、2人は剥がしてくるだろうってポジションの取り方はイメージしやすいので。そこは武器にしたいですね」
新フォーメーションが採用されてから、今日で2日目。監督の考えはまだチーム全体には浸透しておらず、ぎこちなさが残る。しかし宇佐美は、「初めはいつも同じ」とポジティブに捉えている。
「トライする時はいつでも、最初は苦労します。逆に最初苦労しないほうが怖いかなと。最初からうまくいきすぎるほうが何か、恐怖心があります。最初うまく行かないほうが、あとはよくして行くだけなので。良くなっていけばっていう期待感とか可能性とかをみて選手はやるべきだと思います」
「3バックでやるってなった時に、ユヴェントスの話は出ました。相手にした時にうまくやってれば、すごいやりづらいって(本田)圭佑くんや(長友)佑都くんは言っていた。だから、形にして行くことが大事だと思います。形にできれば間違いなく武器になりますし、一つ武器を抱えて日本代表としてW杯に行けることになりますよね」
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By サッカーキング編集部
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