2失点敗戦の西野ジャパン初陣…吉田は3バックの守備を反省「対応できないと厳しい」

吉田麻也は攻守での課題を口にした [写真]=三浦彩乃

 日本代表は30日、キリンチャレンジカップ2018でガーナ代表と対戦。前半に直接フリーキックを決められ先制を許すと、後半はPKで失点。頼みの攻撃陣も無得点に終わり、0-2で敗れた。

 西野ジャパンの初陣は、攻守に課題が残る結果となった。西野朗監督はこの試合、3-4-2-1のシステムを採用。3バックの一角として出場し、2失点を喫した吉田麻也は「裏へのボールの対応ですね。高い位置でボールを取りに行くので、その分DFラインの裏にスペースができる。後ろにボールが出たときの対応を上手くやらないと厳しい」と、新システムへの課題を口にした。

 さらに、無得点に終わった攻撃に関しても言及した。新システムはより攻撃に厚みを持たせる狙いがあったものの、ボールの動きが少なかったと吉田は話した。

「ボールを持っているとき、もう少しボールを動かせたんじゃないかと思いますね。攻めあぐねて、逆サイドが空いているのにサイドチェンジできない時間もありましたし、もう少しボールを横に動かして、相手を走らせるということがありだったんじゃないかと思います」

 日本代表は31日、2018FIFAワールドカップ ロシアの本戦メンバー23名を発表。6月8日にスイス、6月12日にはパラグアイと親善試合を行い、6月19日にグループステージ初戦(コロンビア戦)を迎える。

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