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完全復活に迫る乾貴士、エイバルで培った「絶対に崩せる」の自信

2018.06.07

6日の練習に臨んだ乾貴士(右)。「どんどんチャレンジしていきたい」と意気込んだ [写真]=Getty Images

 乾貴士(エイバル→ベティス)が完全復活に迫っている。「100パーセントに近い感じでコンディションは上がっている。足も問題ないし、すごくいい感じで練習できている」。

 2018 FIFAワールドカップ ロシアに向けてオーストリア・ゼーフェルトで合宿中の日本代表は6日、ウォーミングアップを行った冒頭の15分のみを公開し、その後の非公開練習では8日の国際親善試合・スイス戦(ルガーノ)に向けて戦術練習を行った。

 乾は右大腿四頭筋(右太もも)負傷によりリーガ・エスパニョーラ最終節を欠場して日本に帰国。国内合宿では別メニューが続き、5月30日のキリンチャレンジカップ2018ガーナ戦も欠場したが、オーストリアに入って6月3日に完全合流を果たした。

 ただ、最後に出場した試合は5月12日のリーグ第37節ラス・パルマス戦。約1カ月前のため試合勘を不安視する声もある。それでも乾は、「そんなに(試合から)離れているわけではないので、別にそこはあんまり気にしていない。試合になればできると思っている。あとは自分のコンディションだけだと思っていたので、そこの不安はなくなって、今は何1つ不安はないです」と言い切った。

 日本は8日にスイス代表と、12日にパラグアイ代表とW杯前最後のテストマッチを行う。乾は「もちろん勝つにこしたことはないですけど、正直この2試合は失敗できる」とテストマッチであることを強調。「前回のW杯の時も見ていた感想としては、W杯前に2試合とも勝って、すごくいい感じで行けたけど、結局ああいう感じ(1分2敗)になった。だから、そこの結果はまったく問題ではなく、まずはそこでどうチャレンジしていくかだと思う」。

 そのチャレンジについては「チームとしては、まずは守備ですね」と断言。エイバルで培った経験と自信も交え、まず守備を意識する重要性を説明した。「守備がうまくいかないとすべてがうまくいかないので、そこをみんなでどう合わせていくかが重要。まずはみんなで守備を頑張って、そのなかでいい取り方ができれば絶対に崩せる。それは自分自身がエイバルで感じたこと。ああいう小さいクラブだけど、みんなでいい守備ができれば、どういう相手にもいい攻撃ができる。それはこの3年間で自分が学んできたので、それを代表でもできればいい」。

 FIFAランキング6位の強豪スイス代表については「GKも足元がうまいですし、チーム全体としてつないでくる」と印象を語り、「うまくハメられると、いい取り方ができて、いい攻撃ができると思う」と戦い方のイメージを持っている。「どこでハメに行くか、前が取りきれなかった時にどこまで戻ってブロックを作るのか、という共通意識をみんなで持たないとうまくいかない」。

 連動性が重要になる守備のため、短い準備期間で形にするのは難しい。だが、乾は「できると思います」と即答。「今日もしっかりできていました。もちろん、すべてができているわけではないけど、やられたシーンをみんなで細かく修正し直して話し合ってやっている」と日々の切磋琢磨を明かした。

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By サッカーキング編集部

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