2ゴールで日本の勝利に貢献した乾 [写真]=Getty Images
国際親善試合が12日に行われ、日本代表とパラグアイ代表が対戦した。
8日に行われたスイス戦からはスタメン10人を入れ替えた日本代表。GKは東口順昭、最終ラインは右から遠藤航、植田直通、昌子源、酒井高徳の並び。山口蛍と柴崎岳がボランチに入り、2列目は右から武藤嘉紀、香川真司、乾貴士。1トップは岡崎慎司となった。なお、ゲームキャプテンは山口が務めた。
試合が動いたのは32分、右サイドからのロングスローを頭で繋がれ、ワントラップから反転したオスカル・ロメロが左足を振り抜き、パラグアイに先制を許した。前半は日本の1点ビハインドで折り返す。
後半に入ると、日本は東口と遠藤に変えて、中村航輔と酒井宏樹を投入した。
追いかける日本は51分、昌子がドリブルで持ち上がり縦パスを入れる。ボールを受けた香川がワンタッチで乾に渡すと、そのままドリブルで持ち込みミドルシュート。コントロールされたボールはゴール右隅に決まり、日本が同点に追いつく。
さらに63分、右サイドを突破した武藤からゴール前で香川が受け後ろに逸らすと、再び乾がダイレクトシュート。GKが触ったものの、ボールはゴールへと吸い込まれ、日本が逆転に成功する。
77分には、柴崎のフリーキックがフェデリコ・サンタンデールのオウンゴールを誘い、日本はリードを3点に広げる。
90分、フリーキックのこぼれ球を拾ったリチャル・オルティスが強烈なミドルシュートを叩き込み、パラグアイが1点を返す。しかし、直後のアディショナルタイムに途中出場の大迫勇也のパスを受けた香川がドリブルで切れ込み、ゴール左に流し込み追加点を挙げる。
試合は4-2で終了。日本は、乾の2ゴール、香川の1ゴール2アシストの活躍で、西野朗監督体制初勝利となった。
14日に開幕を迎える2018 FIFAワールドカップ ロシア。日本は、19日の第1戦でコロンビア代表、24日の第2戦でセネガル代表、そして28日の第3戦ではポーランド代表と対戦する。
【スコア】
日本代表 4-2 パラグアイ代表
【得点者】
0-1 32分 オスカル・ロメロ(パラグアイ)
1-1 51分 乾貴士(日本)
2-1 63分 乾貴士(日本)
3-1 77分 オウンゴール(フェデリコ・サンタンデール)(日本)
3-2 90分 リチャル・オルティス(パラグアイ)
4-2 90分+1分 香川真司(日本)
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By サッカーキング編集部
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