ロシアW杯から約1カ月、香川真司は1人のチームメイトについて語った
ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が19日、スイスの高級時計メーカー「タグ・ホイヤー」のイベントに登場。トークショーや招待された子どもたちと1対2の対戦を行った。香川にとってこの日は、ロシア・ワールドカップ終了後、初の公の場となった。
激闘の連続だった。グループステージ初戦のコロンビア戦は香川PKで先制すると、一度は追いつかれるも、大迫勇也の決勝弾で2-1で勝利。続くセネガル戦は2度のビハインドを背負いながら、引き分けに持ち込み勝ち点1を獲得。ポーランド戦はセットプレーからの失点で初黒星を喫するも、グループ2位で決勝トーナメント進出を果たした。1回戦の相手はFIFAランキング3位のベルギー代表。日本は原口元気のゴールで先制すると、乾貴士のミドルシュートで追加点を奪い、2点リードを手にした。「圧倒的不利」という大方の予想を裏切り、日本史上初のベスト8進出が現実味を帯びた。しかし、相手の高さに対応できず同点とされると、アディショナルタイムには鮮やかすぎる高速カウンターから決勝点を献上。つかみかけたベスト8進出は、またしても叶わなかった。
「ワールドカップは必ず振り返らないといけない。なぜ負けたのか? そこを追求していく必要はあると思う。良いところも含めていろいろなものが得られた大会だった。これから新しい代表監督も決まっていく中で、新しい未来が待っていると思います」
さらに、エデン・アザールら世界トップレベルのアタッカーたちと対峙したことで、悔しさを感じると同時に課題を見出したという。
「最後、僕自身が痛感したのはラスト3分の1であったりバイタルで、どれだけ勝負できるか。攻撃の選手はそこがすべて求められるし、個人的に悔しさを痛感している。ただ、僕自身できると思っていますし、自分自身ももっとそこをトライし続けないと」
かつてのチームメイトが世界で躍動…「非常に刺激を受けた」

乾貴士の2ゴールから香川が感じたこととは [写真]=Getty Images
目に留まったのは相手選手だけではない。香川は「チームメイトで言うと、乾。あいつの2点は必然で生み出したゴール。乾とはセレッソから長くやってて、あの形は常に持っていた。あまり決めているイメージはなかったけど(笑) ああいう舞台で決めるのは、乾が自分のストロングとしてやり続けてきたからこそだと思います。そういうところからも非常に刺激を受けた」と話した。
セネガル戦、エリア内でパスを受け得た乾は右足でシュートコースを作り、得意の左45度から華麗に流し込んでワールドカップ初ゴールをマーク。さらに、ベルギー戦ではバイタルエリアで香川から乾にボールが渡ると強烈な無回転ミドルをサイドネットに突き刺した。
2009年、当時J2リーグに属していたセレッソ大阪で香川と乾はチームメイトだった。2人は異次元のコンビネーションとテクニックで相手守備陣を翻弄すると、計47ゴールを挙げた(香川は27ゴール、乾は20ゴール)。J1に昇格した2010年シーズン途中に香川がドルトムントに移籍し、コンビ解消となったが、2人が奏でる華麗なコンビネーションはサポーターに衝撃を与えた。一方で、セットプレーのキッカーを巡って口論するなど、2人はライバル関係にもあった。切磋琢磨し合った仲だからこそ、世界の大舞台で躍動する乾の活躍は無視できなかった。
コロンビア戦から約1カ月、これからについて聞かれた香川は「まだ(ワールドカップが)終わってから2週間くらいしか経ってないので、今後は何とも言えない」と答えた。それでも、ベスト8にあと一歩届かなかった悔しさ、同胞の活躍を胸に秘め、「あらためて自分のことに集中してレベルアップしたい」と、すでに先を見据えている。一切の迷いなく堂々と話すその姿は、さらなる成長を予感させた。
取材・文=サッカーキング編集部
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By サッカーキング編集部
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