カバーニ(左)と中島翔哉(右)の競り合い。ウルグアイメディアは日本戦をどう評価したのか [写真]=Getty Images
日本代表は16日、キリンチャレンジカップ2018でウルグアイ代表と対戦。打ち合いとなった一戦、MF南野拓実の2得点、FW大迫勇也、MF堂安律のゴールで日本が4-3と競り勝った。マッチレポートを掲載したウルグアイの各メディアは、日本代表の戦いぶりについても伝えている。
「6失点を喫して2連敗:アジアでの連戦は乏しい結果に」と見出しを打った『Ovacion』は、日本代表の素早くダイナミックなプレーにウルグアイ代表の守備陣が対応できなかったと戦評をまとめた。
ウルグアイのオスカル・タバレス監督は、12日に行われた国際親善試合の韓国代表戦からスタメンを3名変更。最前線にFWエディンソン・カバーニを置いた4-4-1-1で臨んだが、「プレスをかけられると、ボール扱いに弱点を抱えていることを再び露呈した。日本は素早くボールを動かし、動きの鈍いウルグアイに対して何度もトラブルを引き起こしていた」とし、森保ジャパンのスピーディーな攻撃がウルグアイ守備陣を翻弄したとの見解を示した。
さらに「日本が中盤を支配し、内容面でもウルグアイを上回った」と日本の優位を強調。そのうえで、「ウルグアイは4失点で終わったが、5失点、もしくは6失点を喫していたかもしれない」とし、さらなる失点の可能性があったことを指摘している。
また『Tenfield』も、「スピードとテクニックで日本が上回った試合」と総括。「日本はギアを上げると、GKフェルナンド・ムスレラが守るゴールを信じられないほど簡単にこじあけていった」とし、「彼らの縦に早い攻撃にウルグアイは対応できなかった」と記事をつづった。
「ウルグアイに反撃を許したが、日本は大きな脅威にさらされることなく試合を終了。ラスト15分は失点の気配もなかった。彼らの勝利は妥当であり、得点差はさらに広がっていた可能性すらあった」
『FutbolUy』もそう記したように、今回の一戦はスコア以上の差があったとの見方が多勢を占めている。
FIFAランク5位のウルグアイを下し、新体制発足後、3戦全勝と好スタートを切った日本代表。果たして、この勢いをどこまで持続させることができるだろうか。11月に予定されている、ベネズエラ代表、キルギス代表との連戦でも好結果を期待したい。
(記事/Footmedia)
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By Footmedia