北朝鮮戦に続く先発でゴールを決めた斉藤光毅 [写真]=佐藤博之
AFC U-19選手権インドネシア2018のグループB第2節が22日に行われ、U-19日本代表はU-19タイ代表と対戦して3-1と勝利。1節を残して首位通過を決めた。
2戦連続で先発し、決勝点となるチーム2点目を決めた横浜FCユース所属のFW斉藤光毅は、「動き出したタイミングでうまくパスが出てきました」と、スルーパスでアシストした安部裕葵(鹿島アントラーズ)のお膳立てあっての得点と話す。
ツートップを組んだ宮代大聖(川崎フロンターレU-18)との関係は、「すごくやりやすいです。スペースに抜けたら入ってきての繰り返しですし、大聖くんはキープ力もあるし、自分は自由にできます」と手応えを感じつつ、「もっと話し合って、いろいろ聞いたりして改善していきたい」と、さらなる関係強化を目指す。
斉藤は2001年8月生まれのチーム最年少ながら、2試合連続スタメン起用に応える形で、2試合連続ゴールとなった。初戦は左サイドハーフ、2戦目はツートップの一角と、それぞれ違うポジションながら結果を出したが、「ずっと試合に出たかったです。出ないと始まらないので」と、2017年のU-17ワールドカップを直前のケガで離脱した経験も持つだけに、ピッチに立ちたいという思いの強さが数字として表れた形となった。
「毎試合得点を量産できるFW、苦しい時に結果を残せるアタッカーになっていきたい」と話す17歳は「決定機もいっぱいありましたし、そういうところ決めていかないといけないです。これから最終予選を勝ち上がっていくにも、その先の世界という部分でも大事になるので、決定力は上げていきたいです」と意欲的に話しつつ、「一試合一試合チームに貢献して、いいプレーができればと思います」と、チームへの献身を一番に挙げている。
日本は25日にイラクと対戦。すでにグループ首位通過を決めており、28日に準々決勝でグループAの2位チームと対戦して、勝利すれば2019年にポーランドで開催されるU-20ワールドカップ出場権を獲得する。
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By サッカーキング編集部
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