AFC U-19選手権インドネシア2018・準々決勝が28日に行われ、U-19日本代表とU-19インドネシア代表が対戦した。
立ち上がりから試合の主導権を握った日本は11分、久保建英のFKに橋岡大樹が頭で合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。15分には藤本寛也が足を痛めてしまい、代わって斉藤光毅が投入された。
試合が動いたのは40分。敵陣高い位置でパスを受けた左サイドバックの東俊希がやや距離のある位置から思い切ってミドルを狙うと、強烈なシュートがゴール右上に突き刺さり、日本が先制に成功した。
後半は豪雨の影響もあり厳しい展開を強いられた日本だったが、70分に追加点を奪う。エリア内右に抜け出した久保が中央へ絶妙なパスを通すと、これを受けた宮代大聖のシュートが決まり、リードが2点に広がった。
その後は日本が優位に試合を進め、3点目こそ奪えなかったもののインドネシアに反撃を許さず、このまま2-0でタイムアップ。開催国インドネシアのファン約6万人が集まった完全アウェイの一戦を制した日本が、来年ポーランドで開催されるU-20ワールドカップの出場権を獲得した。
日本は11月1日に行われる準決勝でサウジアラビアとオーストラリアの勝者と対戦する。
【スコア】
U-19日本代表 2-0 U-19インドネシア代表
【得点者】
1-0 40分 東俊希(日本)
2-0 70分 宮代大聖(日本)
【スターティングメンバー】
U-19日本代表(4-4-2)
谷晃生;東俊希、小林友希、橋岡大樹、菅原由勢;齊藤未月、伊藤洋輝、藤本寛也(15分 斉藤光毅)、安部裕葵(65分 田川亨介);久保建英(90+3分 瀬古歩夢)、宮代大聖