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日本が突き付けられた“まさかの結末”…連覇を目指すもPK戦に泣く【AFCアジアカップ2015】

2019.01.08

[写真]=Getty Images

 5日に開幕した「AFC アジアカップUAE 2019」。日本代表のグループステージ初戦(トルクメニスタン戦)を前に、過去の大会を振り返る全5回のシリーズ。シリーズ最終となる今回は、オーストラリアで開催された2015年大会をおさらいする。

 連覇を目指した同大会は、前年のブラジル・ワールドカップ出場メンバーを中心にチームを構成した。グループステージはパレスチナ、イラク、ヨルダンを相手に無傷の3連勝。グループ首位で準々決勝へ駒を進めた。しかし、UAEとの顔合わせとなった準々決勝、7分に失点を許す苦しい立ち上がりを迎える。81分に柴崎岳が本田圭佑とのパス交換からゴールを奪い、なんとか同点に追いつくも、試合は延長戦でも決着がつかず1-1のままタイムアップ。勝負はPK戦へと突入した。互いに4人が成功し迎えた6人目、日本は香川真司が失敗。対する後攻のUAEは6人目が成功し、勝負あり。日本はベスト8で姿を消した。

写真=ゲッティイメージズ

メンバー一覧

※()内は大会当時の所属クラブ。

▼GK
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
12.西川周作(浦和レッズ)
23.東口順昭(ガンバ大阪)
▼DF
2.植田直通(鹿島アントラーズ)
3.太田宏介(FC東京)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
6.森重真人(FC東京)
16.塩谷司(サンフレッチェ広島)
19.昌子源(鹿島アントラーズ)
21.酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)
22.吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
▼MF
7.遠藤保仁(ガンバ大阪)
8.清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ)
10.香川真司(ドルトムント/ドイツ)
15.今野泰幸(ガンバ大阪)
17.長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
20.柴崎岳(鹿島アントラーズ)
▼FW
4.本田圭佑(ミラン/イタリア)
9.岡崎慎司(マインツ/ドイツ)
11.豊田陽平(サガン鳥栖)
13.小林悠(川崎フロンターレ)
14.武藤嘉紀(FC東京)
18.乾貴士(フランクフルト/ドイツ)

監督:ハビエル・アギーレ

基本フォーメーション

■グループステージ第1戦

日本 4-0 パレスチナ

【得点者】
日本:遠藤(8分)、岡崎(25分)、本田(43分)、吉田(49分)

【スターティングメンバー】
川島;酒井、吉田、森重、長友;遠藤(58分 武藤)、長谷部、香川;本田、岡崎(80分 豊田)、乾(HT 清武)

■グループステージ第2戦

日本 1-0 イラク

【得点者】
日本:本田(PK/23分)

【スターティングメンバー】
川島;酒井、吉田、森重、長友;遠藤(63分 清武)、長谷部、香川;本田(89分 武藤)、岡崎、乾(63分 今野)

■グループステージ第3戦

日本 2-0 ヨルダン

【得点者】
日本:本田(24分)、香川(82分)

【スターティングメンバー】
川島;酒井、吉田、森重、長友;遠藤(86分 柴崎)、長谷部、香川;本田、岡崎(78分 武藤)、乾(49分 清武)

■準々決勝

日本 1-1(PK戦:4-5)UAE

【得点者】
日本:柴崎(81分)
UAE:マブフート(7分)

【PK戦】
(上/先攻 UAE、下/後攻 日本 ◯=成功/●=失敗)
▼1人目
本田●
アブドゥッラフマーン○
▼2人目
長谷部○
マブフート○
▼3人目
柴崎○
イスマイール●
▼4人目
豊田○
ハサン○
▼5人目
森重○
ファルダーン○
▼6人目
香川●
アハマド○

最終結果一覧

◇優勝:オーストラリア
◇準優勝:韓国
◇3位:UAE
◇4位:イラク

◇MVP:マッシモ・ルオンゴ(オーストラリア)
◇得点王:アリー・マブフート(5得点/UAE)
◇ベストゴールキーパー:マシュー・ライアン(オーストラリア)
◇フェアプレー賞:オーストラリア
◇ベストイレブン:
GK:マシュー・ライアン(オーストラリア)
DF:ドゥルガム・イスマエル(イラク)、カク・テヒ(韓国)、トレント・セインズベリー(オーストラリア)、チャ・ドゥリ(韓国)
MF:マッシモ・ルオンゴ(オーストラリア)、キ・ソンヨン(韓国)、オマル・アブドゥッラフマーン(UAE)
FW:ソン・フンミン(韓国)、ティム・ケーヒル(オーストラリア)、アリー・マブフート(UAE)

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