1月22日(火)放送の#16では「月刊!! ハセベマコト」のコーナーが放送され、長谷部誠がウィンターブレイクやブンデスリーガのシーズン後半戦について語った。
最初にウィンターブレイク中をどのように過ごしたか問われた長谷部は、「年末年始は日本で過ごせたので、半分が仕事とトレーニング、あとの半分はゆっくり家族と過ごしました」と回答。また、昨年12月31日にはNHKの『紅白歌合戦』に審査員として出演しており、長谷部はその時の感想をこのように語った。
「楽しかったです。ただ、5時間半、羽織袴を着て座っていたので、ちょっと肩はこりましたけど(苦笑)」
長谷部は最後の結果発表の際、白組に票を投じたそうだが、決め手となったものは何だったのだろうか。
「決め手は正直、全然なかったんですけど。『サザンオールスターズ』の印象で。『サザンオールスターズ』は白組でも赤組でもないんですけど、なんか白のイメージが入っちゃって。そんな感じでした(笑)」
ブンデスリーガのウィンターブレイク中、日本代表はアジアカップの戦いをスタートさせた。昨年のロシア・ワールドカップを最後に代表から引退した長谷部だが、もちろん代表の戦いぶりは気になるようだ。
「実際こっち(ドイツ)にいるとなかなか試合は見られないんですけど、恐らく決勝に行けば『ユーロスポーツ』(現地のスポーツチャンネル)か何かでやってくれると思うので。ぜひ日本にはアジアカップを獲ってほしいし、難しい、厳しい戦いになるのは、僕もアジアカップを経験しているので重々分かっているので、チーム一つとなって戦ってほしいです」
2019年を迎え、フランクフルトはフロリダでトレーニングキャンプを行い、現地ではトレーニングの一環として「フロリダカップ」というトーナメントに参加。サンパウロに2-1、フラメンゴに0-1という成績だった。
「(サンパウロ、フラメンゴは)ブラジルのチームらしく非常にテクニックがあって非常にいいチームだったし、非常にいい対戦相手というか、トレーニングマッチになりました。1勝1敗で、1敗の試合(フラメンゴ戦)は早い時間帯でウチのチームのキャプテン(ダビド・アブラーム)が退場してしまったので、ちょっとゲームっぽくならなかったんですけど(苦笑)」
アブラームに対しては「(アドルフ・ヒュッター)監督がしっかり怒った」そうで、長谷部も「キャプテンには反省してもらわないといけない」とコメント。「彼はそういうところがありますからね」と苦笑いを浮かべていた。
「充実したトレーニングが詰めたし、個人的にも非常にいい調整ができた」とフロリダでのトレーニングキャンプを振り返った長谷部。昨年末にハムストリングスを痛め、試合を欠場していたが、ウィンターブレイク明けの試合で戦列に復帰しているように、すでに問題はないようだ。
「(ケガは)本当に小さなものだったので、年末の最後のバイエルン戦(第17節、0-3)なんかも、出ようと思えば正直出られた状態ではあったんですけど。今はいい状態にあるので、後半戦はできるだけケガのないようにやっていきたいと思います」
フランクフルトは後半戦最初の試合で、フライブルクに3-1と勝利し、幸先の良いスタートを切った。今後に向けて、長谷部はこのように語った。
「前半戦は自分たちがよかったので、相手がすごく研究してくると思うんですよね。そういう研究された時にどれだけチームが臨機応変に対応できるかというところで、準備期間でいろいろ話し合いました。ケガ人もほとんど戻ってきて、チームとしてはほぼほぼみんな出られる状態なので、その意味では後半戦、チーム内の競争があるからよりいい形になると思うし、それはポジティブにとらえているところです」
毎週火曜日21時から生放送されている『日本人を応援せよ!!Football TimeLine』。次回は2019年1月29日(火)21時スタートの予定となっている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト