エクアドル戦にフル出場した久保建英 [写真]=Getty Images
あと1点が遠く、日本代表のコパ・アメリカ2019はグループステージ敗退という結果に終わった。
勝てば突破が決まるエクアドル戦、日本は15分に中島翔哉のゴールで先制したが、前半のうちに追いつかれてしまう。後半は互いにゴールを目指すオープンな展開となり、終盤には日本が何度も相手ゴールを脅かしたが、2点目は決まらずタイムアップを迎えた。
フル出場した久保建英は、「自分たちの結果次第だったので悔しい」と本音を吐露。一方で、「お互いに決めれば抜けられるという緊張感もあって、結果的に痛み分けになったけど、楽しかったです。今持っているものは出せたと思います」と振り返った。
終了間際には中島のシュートのこぼれ球を押し込んでネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールになった。だが、「オフサイドだろうとは思った」という久保が悔やむのは、チーム全体としてそれ以前のチャンスをモノにできなかったことだ。
自らのシュートだけでなく、得意のスルーパスで決定機を作り出していた久保は、報道陣から決定力不足について問われると、「試合が終わったときからそういう質問がくるだろうなとは思っていました」とコメント。そして自身の意見をこう述べた。
「自分が言えるのは、入る日もあれば入らない日もありますし、みんなシュート練習でいいゴールを決めている日もあれば、入らない日もあるので。そこはもう結果論でしかないので何も言えないですけど、これでサッカーが終わるわけじゃないので、次に向けて頑張るしかないと思います」
一方で、個人としては「たくさん試合に関わらせてもらったなかで、普段やれない選手と戦えたし、大会の熱気も感じられた。初めての経験だったので良かったです。前を向いてからのドリブルとか速いテンポのパスとかは、見ているときからできるだろうと思っていて、実際にやれることはやれたので、そこは自信を持っていいのかなと思います」と確かな手応えと自信をつかんで大会を終えた。
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By サッカーキング編集部
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