30分に日本の2点目を決めた南野拓実[写真]=兼子愼一郎
誰が見ても好調だった。トップ下の位置に入り、前後左右をテンポ良く動かしながら、自らもゴールに迫る。そして30分の追加点は生まれた。
「(酒井)宏樹くんのナイスパスで。(中島)翔哉くんが出したパスもタイミングが良かったし、宏樹くんが本当にあそこでうまく流し込んでくれたからこそのゴールだったと思う」
中島翔哉が中央やや左の位置でボールを運び、パスを出そうとした瞬間に、中島の前に空いたスペースに斜めに走り出す。しかし、中島は逆サイドで抜け出した酒井宏樹へパスを送る。これを酒井がダイレクトで中央へ折り返すと、動き直してゴール前に走り込んできたのが南野拓実だった。
「ああいう動き直しとか、ゴール前では必要になってくるし、それは自分のストロングポイントだとも思うので、それをどんどん続けていければいいと思う」と胸を張る。
ワントップの大迫勇也との距離感も良かった。「お互いに意識しながら動き合っていたし、僕もやりやすく感じた」と好感触。「意識している」と語る“スペース”もお互いに潰すことなく、動き出しのタイミングも良かった。「うまくボールを配給してくれたからこそ、そういうシーンが多かった。前半は、やっていて手応えを感じていた」。
南野はあえて“前半は”と口にした。後半に入り6人の選手交代が行われたことで「プレスに行くタイミングとか、フレッシュな選手と体力がなくなってきた選手がいる中で、チームとしてやり方を共有できなかった」と課題を指摘。そして、「守備ブロックを敷いて相手を受けてカウンターの力を残しておくのもあったと思う」と改善点を続けた。
パラグアイが比較的ボールに食いついてきたことで、スペースが出来、そこをある程度自由に使うことができた日本。しかし、アジアカップのベトナム戦がそうだったように、これから始まるワールドカップアジア2次予選では相手に引いて守られることで、逆にスペースがなくなり苦しむことが予想される。
「選手同士でまだ深くは話していないけど」と前置きした上で、「先制点が大事になってくるゲームになると思う」と南野。「アジアカップでそれを感じたし、失点するとすごく難しい試合展開になるので、だからこそ僕らがしっかりとアグレッシブに出ていければと思う。どういう形であれ、ゴールにつながればいいと思うので。僕にできることは、しっかりと次に向けて準備をすることだけ」。南野は勝利に浮かれることなく、5日後に控えたW杯アジア2次予選の初戦、ミャンマー戦に目を向けた。
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By サッカーキング編集部
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