意外にも「ラグビーが好き」な久保…自身のアシストとゴールには「全然期待してもらって大丈夫です！」

　FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選のモンゴル代表戦に向けて、さいたま市内で合宿を行っている日本代表が8日、合宿2日目を迎えた。この日は23名全選手が参加し、公開された冒頭15分間は初日参加組とこの日の合流組との2組に分かれ、ジョギングやストレッチなどを行った。

　初日の練習終わりに遅れて合流した久保建英は、「時差ボケとかいう意味でも着いた日に運動したほうがいいと聞きますし。17時から練習だと分かっていて、飛行機が15時半着だったので間に合うかなと思った」と1日遅れてその理由を説明した。

　スペイン移籍後、代表招集のたびに日本とスペインとの行き来を繰り返しているが、「これが代表なのかなと」とポツリ。「環境を変えるのも一つのリラックスになりますし、代表は代表、チームはチームと割り切ってやれるのも非常にいいことなのかなと思っています」とうまくリフレッシュできている様子だ。

　スペインの強豪、レアル・マドリーの選手たちに混ざってプレシーズンツアーに帯同したのは7月のこと。マジョルカへは8月に期限付き移籍したばかりだが、「どんどん周りのレベルが上がっていっていると思うし、それに負けじと自分も適応できていると思っている」と分析。今年だけで6試合に出場している日本代表ではいまだ無得点だが、多くのファンがアシストやゴールを期待していることについて聞かれると、「全然期待してもらって大丈夫です！」と食い気味に発言。自信のほどを窺わせた。

　日本では現在、ラグビーW杯が開催され、日本代表の快進撃に注目が集まっているが、意外にも「ラグビーが好き」と明かした久保。「日本代表も見ましたし、他の試合も見ました。スペインでもリアルタイムでやってるぐらい世界的に盛り上がっている。いろんな競技が一緒になって日本を盛り上げるのは非常にいいこと。自分がどうこう言えることじゃないけど、いつも楽しみにしているし、日本代表の活躍を願っている」とエールを送った。