日の丸を背負って本拠地・エディオンスタジアム広島のピッチに立ったGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)にとっては「悔しい」敗戦となった。
東京五輪世代の“国内初陣”として注目された『キリンチャレンジカップ2019』、Uー22日本代表は0ー2でU-22コロンビア代表に敗れた。大迫は「これだけ多くのお客さんが来てくれた(26,019人)ので、勝つところを見せたかったですし、内容ももっと戦う姿勢を見せられたと思います」と振り返った。
日本は前半をスコアレスで折り返すも、後半立ち上がりの47分に先制点を献上してしまう。「相手がフリーだったので、駆け引きをしながら我慢して対応できたのは良かったですけど……」と悔やむ大迫。「あれを止めてこそキーパーですし、あのような場面を防いでいきたいと思います」と成長を誓った。
日本は来月28日にU-22ジャマイカ代表(トランスコスモススタジアム長崎)と対戦予定。年明け1月8日に『AFC U-23アジア選手権 タイ2020』が開幕し、いよいよ7月下旬には東京オリンピックを迎える。東京五輪世代を代表する守護神として、さらなる活躍が期待される大迫は「五輪まで時間はないですけど、こういう相手と今日できたことは、自分にとってこれからの力になるので。しっかりと自分の成長に結び付けたいと思います」と前を見据えた。