AFC U-23選手権初戦でU-23日本代表はU-23サウジアラビア代表と激突する [写真]= Getty Images
U-23日本代表は9日、AFC U-23選手権2020の初戦でU-23サウジアラビア代表と対戦する。東京オリンピックへ向けたサバイバルレースが激化するなか、“森保ジャパン”はどのような戦いを見せるのか。本稿では、試合前に知っておきたい7つの情報を紹介する。
1. 五輪最終予選を兼ねた大会
今大会最大の特徴は、東京オリンピックのアジア最終予選を兼ねて開催されること。開催国としてすでにオリンピック出場を決めている日本を除き、アジアの出場枠は3カ国となっている。日本がベスト4進出を決めた場合、準決勝に勝ち残ったその他3チームがオリンピック出場へ。日本が準々決勝までに敗退した場合は、ファイナリストの2チーム、及び3位決定戦の勝者が東京オリンピックへの切符を掴む。
2. 日本は4年前に初優勝
AFC U-23選手権は、その名のとおりにAFC(アジアサッカー連盟)が主催する23歳以下の国際大会だ。2014年1月に第1回大会が開催され、以後2年に1度のペースで行われている。日本は2016年の第2回大会で初優勝。手倉森誠監督(当時)率いるU-23日本代表は、決勝でU-23韓国代表に3-2の逆転勝利を収めて初の栄冠を手にした。今大会も4年前の再現が期待されている。なお、その他2大会はベスト8で敗退。ただ、両大会ともに規定より2年若いU-21代表として出場しており、年上のチームを相手にしたという事情がある。
3. “森保ジャパン”の初公式戦となった大会
2年前の前回大会は、森保一監督が東京オリンピック世代の代表監督に就任してから初めて迎える公式戦だった。U-21代表として臨んだ日本には、今大会のメンバーでもある小島亨介、古賀太陽、立田悠悟、森島司、田川亨介、遠藤渓太、旗手怜央が選出。パレスチナ、北朝鮮、タイが同居するグループBを首位突破したものの、準々決勝で大会制覇を果たしたウズベキスタンに0-4と完敗した。あれから2年。今大会はオリンピックメンバー入りへ向けたサバイバルの意味合いが強いものの、チームとしても成熟した姿を見せられるかどうか、真価が問われる。
4. “森保ジャパン”として2戦2勝
“森保ジャパン”はサウジアラビアと過去に2度対戦している。ちょうど1年前に開催されたアジアカップ2019では、A代表同士がラウンド16で対戦。冨安健洋の得点で、日本が1-0の勝利を収めた。また2018年に開催されたアジア競技大会では、U-21代表同士が準々決勝で対戦。立田悠悟のオウンゴールで1点を許すも、岩崎悠人の2ゴールで2-1の勝利を挙げている。なお、当時の出場メンバーのうち7名が今大会にも参加。サウジアラビアも今大会のメンバー23名中8名が2年前のアジア競技大会に参加し、日本戦を経験した。初顔合わせではないため、ピッチ上では激しい戦いが予想される。
5. 因縁深い両チーム
実は、2年前のアジア競技大会以外にも、両国の選手たちは激闘を繰り広げてきた。AFC U-19選手権では、過去2大会連続で対戦。遠藤渓太や小川航基らを擁した2016年大会は、決勝で相まみえると、0-0のままPK戦に突入し、5-3で日本が優勝を果たした。一方、2018年大会は準決勝で対戦し、サウジアラビアが2-0で完封勝利。ファイナルへ駒を進めたサウジアラビアはアジア王者に輝いた。当時のサウジアラビア戦に出場した橋岡大樹や田川亨介にとって、今回はリベンジマッチとも言える。因縁深い両チームだけに、初戦から好ゲームとなるはずだ。
6. サウジアラビアの注目選手は?
森保監督が「個の上手さと強さがあり組織的に戦える」と分析するサウジアラビア。要注意人物の一人目は、7番のMFアブドゥルラフマン・ガリーグだろう。20歳でA代表デビューを果たし、昨年のアジアカップ・日本戦でも途中出場。攻撃を操るチャンスメーカーだ。アメリカメディア『FOX SPORTS ASIA』でも、「今大会の注目選手11人」に選出されている。また、20歳ながら“背番号9”をつけるFWアブドゥラ・アル・ハムダンにも警戒が必要だろう。すでにA代表デビューを飾っており、昨秋に行われたガルフカップでは2得点を挙げる活躍を見せた。3日に行われたU-23タイ代表との練習試合でもゴールを挙げるなど、調子の良さをアピールしており、日本の守備陣にとって脅威となるはずだ。2018年には、スペイン2部リーグのスポルティング・ヒホンにレンタル移籍。サウジアラビアの次代を担う逸材として、目が離せない。
7. サウジ指揮官は試合当日が誕生日
サウジアラビアを率いるのは、サード・アル・シェフリ監督。1980年生まれの青年監督で、試合当日(1月9日)に40歳の誕生日を迎える。2017年のU-20ワールドカップでは、サウジアラビアを率いてベスト16進出。当時の教え子たちが現U-23代表の中核を担っており、チームをよく把握していると言える。サウジアラビアは1996年アトランタ大会以来、オリンピックとは縁がなく、24年ぶりの出場へ指揮官の手腕が大きなカギを握っている。
(記事/Footmedia)
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