U-23日本代表は最終戦でU-23カタール代表と激突する [写真]=Getty Images
U-23日本代表は15日、AFC U-23選手権2020の第3戦を迎える。2連敗でグループステージ敗退が決まった日本の相手は、U-23カタール代表。昨年開催されたAFCアジアカップUAE2019でA代表が初優勝を果たすなど、近年急速に実力を高めている国だ。3連敗は許されない日本は、どんな戦いを見せるのか。注目の一戦を前に、知っておきたい7つの情報を紹介する。
1.カタールは引き分け以下で敗退決定
カタールが決勝トーナメントに進出するためには、この日本戦での勝利が絶対条件となる。彼らは初戦から2試合連続でドロー。シリアとの初戦では試合終了間際に同点ゴールを許し、2-2の引き分け。第2戦は、サウジアラビア相手にスコアレスドローだった。2試合を終えて勝ち点は「2」にとどまり、グループBでは勝ち点4を獲得しているシリア、サウジアラビアに次ぐ3位となっている(*勝ち点0の日本は最下位)。引き分け以下では上位2位以内に入ることができず、五輪出場の夢が潰えてしまう。一方で、1位通過の可能性を残しており、逆転での首位突破を決めると、決勝トーナメント1回戦で元日本代表監督の西野朗氏が率いるタイと激突することになる。
2. カタールは7大会ぶりの五輪出場を目指す
東京オリンピックのアジア最終予選を兼ねている今大会。カタールはオリンピックに2度の出場歴がある。初出場は1984年のロサンゼルス大会。同大会はグループステージで敗退したが、2度目の出場となった1992年のバルセロナ大会では、ベスト8入りを果たした。それ以降、オリンピックに縁がないが、2022年には自国でワールドカップ開催を控えていることもあり、東京オリンピック出場は重要なミッションとされる。彼らのモチベーションは最大限に高まっているはずだ。
3. アジアカップ決勝のリベンジなるか!?
日本とカタールの対戦と聞いて思い出されるのは、A代表同士が顔を合わせた昨年のアジアカップ決勝だろう。森保一監督のもと、3大会ぶりの優勝を狙っていた日本だが、カタールに1-3で敗れた。今大会の日本代表に当時のカタール戦に出場していた選手はおらず、世代も異なるとは言え、森保監督にとっては昨年のリベンジを果たす絶好の機会となる。
4. U-19代表で対戦済み
両国の選手たちは4年前にも対戦。2016年10月に行われたAFC U-19選手権のグループステージで相まみえた。当時は、岩崎悠人、三好康児、冨安健洋のゴールにより、日本が3-0と快勝。グループ首位突破を果たすと、大会初制覇を成し遂げた。日本のメンバーには、小島亨介、遠藤渓太、小川航基らが名を連ねており、カタールに対しても良いイメージを持っているはずだ。一方のカタールも、当時の出場メンバーが今回の代表に6名含まれており、4年前の借りを返すべく強い決意で今夜の一戦に臨んでくることだろう。
5. 優秀なアカデミーの存在
カタール代表の近年の躍進を語る上で欠かせないのが、国家支援のアスリート養成機関「アスパイア・アカデミー」の存在だ。2004年に設立されると、スペイン人を筆頭に世界中から優秀な指導者を招へいし、若手選手の育成に力を注いできた。その結果、同アカデミーの卒業生が中心となって挑んだ昨年のアジアカップで初優勝を達成。大会得点王とMVPをダブル受賞したアルモエズ・アリもアスパイア・アカデミーのOBだった。今回の代表メンバーにも同アカデミー出身者が多く含まれており、2022年に自国開催されるワールドカップに向け、長期的な育成計画が成果を上げている。
6. 注目選手は?
有能な若いタレントが揃うカタールの中で、特に警戒すべきなのがアブデルラーマン・ムスタファだ。アスパイア・アカデミー出身で、両サイドのウイングや攻撃的MFとしてプレー。前回2018年のAFC U-23選手権にも出場しており、アメリカメディア『FOX SPORTS ASIA』が選ぶ「今大会の注目選手11人」にも名を連ねている。また、センターバックや守備的MFを務めるタレク・サルマンにも要注目。スペインでプレーした経歴を持ち、今大会のメンバーの中で唯一、アジアカップ決勝の日本戦に出場していた選手である。現在は元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス氏が監督を務めるアル・サッドに所属しており、先月開催されたFIFAクラブワールドカップにも出場。大舞台での経験も豊富な守備の要だ。
7. カタールも兼任監督
カタールを率いるのは、A代表監督を兼任するフェリックス・サンチェス。昨年のアジアカップでチームを優勝に導いた指揮官だ。それゆえ、日本の特徴を十分に把握していることだろう。スペインの出身で、バルセロナの下部組織で指導者キャリアをスタート。2006年からアスパイア・アカデミーに拠点を移すと、2013年にU-19カタール代表監督に就任し、翌年のAFC U-19選手権で同国史上初の優勝を達成した。その後、U-20を率いたあと、2017年夏からU-23とA代表の指揮官を兼任する。同胞のシャビ・エルナンデス氏も「彼は勤勉で、素晴らしい監督だ」とその手腕を高く評価している。
(記事/Footmedia)
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