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全試合出場の橋岡大樹、未勝利終戦に責任を痛感「力不足を認めなければ」

2020.01.16

AFC U-23選手権の全試合に先発出場した橋岡大樹 [写真]= Getty Images

 AFC U-23選手権2020グループB第3戦が15日に行われ、U-23日本代表はU-23カタール代表と1-1のドローに終わった。今大会、最終ラインから日本を支えた浦和レッズDF橋岡大樹は、「3試合すべてに先発出場した自分にとってはふがいない結果になってしまった」と悔しさをあらわにした。

 U-23日本代表は前半アディショナルタイムにMF田中碧がレッドカードを受けて退場に。橋岡はその場面を振り返り、「VARも入ったので受け入れざるを得ない」と話し、以下のようにコメントした。

「レッドカードが出た後に10人でどう戦うか、という部分は、みんなで話し合ってある程度できていたと思いますが、やっぱり難しかったと感じました。前半それまでは1戦目、2戦目の反省を踏まえていい形で戦えていたと思うので、10人になってからの失点が悔やまれます」

 U-23日本代表は1人少なくなった後半、システムを3バックから4バックに変更。すると、小川航基が大会初ゴールを奪い先制に成功した。しかし、直後にPKを献上。痛恨の失点を喫し、試合は振出しに戻った。橋岡は後半の戦いについて以下のように振り返った。

「1人少なくなったので、戦術としてもまず守備から入ってチャンスをうかがおうという意識でした。相手が前残りだったので、そこをうまく突くことができて得点したんですが、ディフェンスとしてはその直後にバタついてPKを獲られてしまったのがすごく悔しいです」

 PKの判定となったプレーではMF齊藤未月が相手選手よりも先にボールにタッチしているようにも見え、微妙な判定として物議を醸している。橋岡はそのシーンについて「VARで確認してほしかった」と語り、以下のようにコメントした。

「齊藤選手も『まず自分がボールに触って、あとから相手が突っ込んできた』と言っていたので、レフェリーには映像で確認してほしかったですね。でも、そういったことも含めてサッカーだと思うので…。運の部分もこちらに味方しなかったと感じています。もちろん、運が原因で勝てなかったわけではなく、自分たちの実力不足を認めなければいけません。『次につなげる』という言葉を口だけじゃなく、実現させていかなければと強く思っています」

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