各国代表の背番号「10」を着用する選手たち [写真]=Getty Images
史上初の“オール海外組”でオランダ遠征に臨んでいる日本代表。9日に行われたカメルーン代表との国際親善試合では、MF南野拓実が初めて“10番”をつけてプレーした。
背番号10と言えば、サッカーにおけるエースナンバーであり、“チームの顔”とも言うべき選手がつける番号だろう。では今現在、各国代表の“10番”と言えば誰なのか。主要国の顔ぶれをまとめてみた。
※カッコ内は現所属クラブ
※情報はすべて2020年10月12日時点のもの
▼ベルギー
レアンドロ・トロサール(ブライトン/イングランド)
本来10番をつけるエデン・アザールが負傷離脱中のため、25歳のアタッカーが大役を務めている。
▼フランス
キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン/フランス)
“現”世界王者の10番はエンバペ。過去にはミシェル・プラティニ、ジネディーヌ・ジダン、カリム・ベンゼマらが背負ってきた。
▼ブラジル
ネイマール(パリ・サンジェルマン/フランス)
ペレ、ジーコ、ロナウジーニョなどレジェンドがつけてきたセレソンのエースナンバー。継承者にふさわしい活躍を披露している。
▼イングランド
メイソン・マウント(チェルシー/イングランド)
11日に行われたベルギーとのUEFAネーションズリーグで10番を着用。65分に殊勲の逆転ゴールを決めた。
▼ポルトガル
ベルナルド・シウヴァ(マンチェスター・C/イングランド)
“現”欧州王者、ポルトガルの10番はこの人。フル代表デビューから数えて5試合目には10番をつけていた。
▼ウルグアイ
ジョルジアン・デ・アラスカエタ(フラメンゴ/ブラジル)
2015年のコパ・アメリカでディエゴ・フォルランから10番を継承。2018年のロシアW杯でも10番を着用した。
▼スペイン
セルヒオ・カナレス(ベティス/スペイン)
3度のじん帯断裂を乗り越えたレフティーが、今ではスペイン代表の10番を背負う。
▼クロアチア
ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/スペイン)
9月9日に35歳の誕生日を迎えたが、パフォーマンスレベルは今も世界トップクラス。不動の存在だ。
▼アルゼンチン
リオネル・メッシ(バルセロナ/スペイン)
2010年南アフリカW杯から10番を着用。8日のW杯南米予選でも、エクアドル相手に決勝点を決めた。
▼コロンビア
ハメス・ロドリゲス(エヴァートン/イングランド)
新天地で華麗なる復活を遂げたレフティーは、代表でキャプテンの重責も担う。
▼オランダ
ドニエル・マレン(PSV/オランダ)
11日に行われたボスニア・ヘルツェゴビナとのUEFAネーションズリーグで、10番を初着用。本来10番をつけるメンフィス・デパイは出場停止だった。
▼ドイツ
ユリアン・ブラント(ドルトムント/ドイツ)
2018年、代表引退を表明したメスト・エジルから10番を継承。来年は自身初のユーロ出場を狙う。
▼スイス
グラニト・ジャカ(アーセナル/イングランド)
リーダーシップに優れるレフティーは、母国で代表の10番を背負い、キャプテンまで務める。
▼ノルウェー
マルティン・ウーデゴール(レアル・マドリード/スペイン)
“9番”アーリング・ハーランドと共にノルウェー代表をけん引。21歳にして、フル代表のキャップ数は「24」を数える。
▼ボスニア・ヘルツェゴビナ
ミラレム・ピャニッチ(バルセロナ/スペイン)
クラブでは背負ったことがないが、代表では2014年のブラジルW杯後から10番を着用している。
▼カメルーン
ムミ・エンガマル(ヤングボーイズ/スイス)
9日の日本戦で10番を着用。彼にとっても、カメルーン代表の10番をつけるのは初めてのことだった。
▼コートジボワール
ジェルビーニョ(パルマ/イタリア)
出場機会こそなかったが、8日のベルギー戦では背番号10として登録。13日の日本戦に出場すれば、実に3年ぶりの代表戦出場となる。
(記事/Footmedia)
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By Footmedia