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柴崎岳が語る、“勝つために大事なこと”とは「ボールを保持したいとはあまり…」

2020.11.10

オンラインでの取材に臨んだ柴崎岳

 日本代表MF柴崎岳(レガネス/スペイン)が、オンラインでの取材に応じた。

 オーストリアで合宿を行う日本代表は、13日にパナマ代表、17日にメキシコ代表と対戦する。個人、そしてチームとしての今回のテーマを聞かれた柴崎は、前回のオランダ遠征で得た収穫と課題がキーになると語った。「守備の連携だったりディフェンス面での収穫と、試合中の戦術の変更でメリットをもたらすことを継続して今回の活動でも良くしていきたい。また、チャンスクリエイトだったりゴールをもっともたらすという課題に着目して質と精度、アイデアを全員で共有することが一つ今回の遠征(のテーマ)ではあるかなと感じています」

 今回の代表戦は、欧州で新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加傾向にあるなか行われる。公式戦ではない代表活動ということで一部から否定的な見解もあるなか、柴崎は次のような持論を展開している。

「『まったく何もしない』という安全策というのはアイデアとして間違っていないし、心配だったりを考慮しての意見が出てくるものだと思いますので、それに関しては一理あると感じています。日本代表に関しては、僕は決定権を何も持っていない。権利を持っている人たちが決定を下して、僕らはそれに従うという立場にあるので、個人的にはこういった環境下でもできる限りのことはやっていかなければいけないと感じています」

「今回は1カ月前よりもヨーロッパの情勢は悪くなっていますが、できる限りのプロトコルに従った行動をとって、感染しないように最大限配慮した行動を代表選手として心がけていくということ。どういった対策をとっても感染するリスクを0にすることはできないので、自分たちはできる限りのことをするに尽きるかなと思います。活動していくなかで感染する人も出るかもしれないですけど、できる限りのことをする。リスクと、医学的知見に基づいた行動を取る、そのバランスを取って活動していくという考えです」

 メディアからは「強い相手にもボールを持って主導権を握る事を求められていると思うが」との質問もあったが、柴崎は勝つために必要なのは“ポゼッションへのこだわり”ではないとコメント。ボランチという役割を生かして、様々な状況に応じた臨機応変な対応をしていきたい、との考えを示した。

「まず強豪国相手でも、どんな国が相手であっても、個人的には『ボールを保持したい、その時間を長くしたい』とはあまり考えていないです。それはすべて勝利するためであって、その時の状況、時間帯によって変わっていくものだなと。ボールを持っている方が優勢だという考え方に基づいてのアイデアだとは思いますが、ボールを持っていなくても勝利の可能性が高くなる、試合全体を通してみたときにそうなるのであれば、ボールを放棄したほうが可能性が高くなることもあるので、個人的にはそう考えています」

「こう言うとポゼッションを軽視している言い方に捉えられるかもしれないけど、そういうわけではないです。状況に応じて、相手との力関係もあるし、『いつもこうしたい』というスタイルを明確に持つことは、個人的にはあまりしたくないと思います。それは常に“自分たちのサッカー”を掲げてきた過去の日本代表というのもありますし、それにとらわれて全体像が見えないのは違うと個人的には思う。チームとしては『こういうサッカーをしたい』というテーマを持っていると思いますけど、大事なのはその場その場で何をしていくかだと思います」

「前回の遠征に引き続き意識したいのは、(上記で)答えたようなことを僕のところから発信してチームにいい波を作っていくこと。守備でも攻撃でも共有すべきことをチームに伝えていく、プレーで示していくことかなと思います」

 また、柴崎は今回招集されたMF橋本拳人(ロストフ/ロシア)にも言及。「拳人は久しぶりなので、彼自身も(FC東京からロストフに)移籍して、プレーに対して変化が加わっている部分もあると思います。一緒に組むコンビという意味では、(遠藤)航とは違ったお互いの引き出し方になるかなとは思います。大枠で言えば同じようなタイプですけど、少し違ったタイプ。具体的にどう、というのはこれから練習やってみてプレーを見てみたいと思いますけど、選手層という意味でも誰が出てもというのはずっと話しています。今は僕と航がある程度、試合に出ていますけど、もちろん誰かがケガだったりパフォーマンスが落ちたりっていうのはある。誰が出てもチームとしてのレベルを維持していく選手層が必要だと思うので、拳人はボランチというポジションに関してそういう(選手層に関する)期待を担っていけるプレーヤーだと感じています」と、橋本への期待を口にしている。

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