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今夜激突! 日本代表vsパナマ代表について知っておきたい5つのこと

2020.11.13

日本代表とパナマ代表が対戦する [写真]=Getty Images

 日本代表は日本時間13日23時15分から、パナマ代表との国際親善試合を戦う。オーストリア・グラーツ市の『グラーツ・リーベナウ・シュタディオン』にて行われる一戦はどのようなゲームになるのか。注目のゲームについて、知っておきたい5つのトピックを紹介しよう。

[写真]=Getty Images、新井賢一

▼日本と縁深いグラーツ

会場となるグラーツ・リーベナウ・シュタディオン [写真]=Getty Images

 試合開催地のグラーツは、元日本代表指揮官であるイビツァ・オシム氏の居住地として知られ、試合会場の『グラーツ・リーベナウ・シュタディオン』は同氏がかつて指揮をとったシュトゥルム・グラーツの本拠地である。日本は2010 FIFAワールドカップ 南アフリカの直前に、同スタジアムでイングランド代表と対戦。1-2で敗れたものの、GK川島永嗣(ストラスブール/フランス)にとっては当時正守護神を務めていた楢崎正剛氏を差し置いて先発に抜擢された試合であり、DF長友佑都(マルセイユ/フランス)もピッチに立っていた。17日のメキシコ代表戦も同じスタジアムで行われるが、10年ぶりの再訪となる今回は勝利を掴みたいところだ。

▼2年ぶりの再戦

[写真]=新井賢一

 パナマとは2年ぶりの再戦になる。2018年10月に行われた「キリンチャレンジカップ2018」で初めて対戦し、日本が3-0で勝利。新潟の『デンカビッグスワンスタジアム』で行われた一戦でゴールを決めたのは、MF南野拓実(リヴァプール/イングランド)と伊東純也(ヘンク/ベルギー)だった(※もう1点は相手のオウンゴール)。今回の招集メンバーの中では、南野、伊東、GK権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)、DF室屋成(ハノーファー/ドイツ)、DF冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、MF原口元気(ハノーファー)の6名がスタメン出場を果たしており、未知の相手というわけではない。

▼パナマ代表ってどんなチーム?

昨年10月のパナマ代表 [写真]=Getty Images

 パナマの最新のFIFAランキングは77位。27位の日本と比べれば大きな差があり、75位の中国とほぼ同じという立ち位置だ。2018年ロシア大会でW杯初出場。3戦全敗に終わったものの、イングランド代表からW杯初得点を奪った。当時のメンバーのうち、“背番号10”をつけるMFエドガル・バルセナス(ジローナ/スペイン)ら6名が今回の日本戦に招集されている。パナマも新型コロナウイルスの影響や負傷などでベストメンバーを揃えることが叶わなかったが、キャプテンとして昨年のU-20W杯に出場したMFビクトル・グリフィス(サントス・デ・グアピレス/コスタリカ)ら“新世代”も選出。ベテランと若手がミックスしたチームという点では日本と似ている部分もある。

▼パナマ指揮官は元バルサ&元ブンデス得点王

リーズなどでの指揮経験もあるクリスチャンセン監督 [写真]=Getty Images

 2年前から最も大きく変わったのがパナマの監督だろう。今年7月に就任したのは、デンマーク出身のトーマス・クリスチャンセン氏。バルセロナの下部組織出身で、1997年から1999年まではビジャレアルにも在籍した。母親がスペイン人ということもあり、スペイン代表としても2試合に出場している。キャリアのハイライトとなったのはドイツ時代で、2002-03シーズンにはボーフムでブンデスリーガ得点王(21ゴール)に輝いた。47歳になった今もキック力は衰えておらず、数日前の練習中には左足での見事なフリーキックを披露。その様子をとらえた動画はSNSにアップされ、大きな話題を呼んでいる。

▼史上初の快挙を狙うパナマ

 そんな指揮官は今回の日本戦でパナマ史上初の快挙を狙っている。10月に行われたコスタリカ代表との2連戦は、いずれも1-0で勝利。今回もメンバー入りを果たしたMFアブディエル・アヤルサ(シエンシアーノ/ペルー)が連続で決勝点を決めた。現地メディア『Futbol Centroamérica』によると、パナマ代表監督として初陣から2試合連続で完封勝利を収めたのはクリスチャンセン氏で3人目であり、“3試合連続完封勝利”を達成した監督はこれまでいないという。パナマにとっては2年前のリベンジを狙う試合でもあり、日本としては油断のならない相手だ。

(記事/Footmedia

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By Footmedia

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