日本代表は17日、メキシコ代表との国際親善試合を戦う。会場は13日のパナマ代表戦と同じオーストリア・グラーツ市にある『グラーツ・リーベナウ・シュタディオン』だ。今年最後の代表戦でどんな結果を残すのか。注目のゲームについて、知っておきたい5つのトピックを紹介しよう。
■メキシコ代表ってどんなチーム?
最新のFIFAランキングは、日本の27位に対して、メキシコは11位。イタリア(12位)、ドイツ(14位)、オランダ(15位)よりも順位が高く、中米勢ではトップのランキングになる。W杯には過去7大会連続で出場し、成績はいずれもベスト16。“8強の壁”に跳ね返され続けているが、2012年のロンドン・オリンピックで初の金メダルを獲得するなど、世界屈指の強豪国として知られている。また、国内組が多いのも特徴の一つであり、今回招集された26人のうち、過半数の16人がメキシコリーグでプレーする選手たちだ。14日に行われた韓国戦のスタメンも6人は国内組だった。
■1億ドル以上の価値を持つ3トップ

(左から)ロサノ、R・ヒメネス、J・コロナ [写真]=Getty Images
とはいえ、国際的な知名度は、やはり海外組の方が高い。なかでも強力なのが、ラウル・ヒメネス(ウルヴァーハンプトン/イングランド)を頂点に、イルビング・ロサノ(ナポリ/イタリア)とヘスス・マヌエル・コロナ(ポルト/ポルトガル)が両翼を形成する前線の3トップだろう。3-2の逆転勝利を収めた韓国戦では、彼らが立て続けにシュートを放ち、ヒメネスが逆転劇のきっかけとなる同点弾を叩き込んだ。決定力不足という課題はあるものの、移籍情報サイト『transfermarkt』による市場価値は3人合計で1億ドル(約105億円)を上回り、南北アメリカ大陸の代表チームで彼らを上回るのはブラジル(約3億ドル)とアルゼンチン(約2億6000万ドル)の2カ国だけだと、メキシコメディア『La Razon』は伝えている。身体に違和感があるというコロナは出場が危ぶまれているが、ワールドクラスの攻撃陣を日本がどう抑え込んでいくのか。この試合の注目ポイントの一つになりそうだ。
■勝率9割に迫る指揮官

[写真]=Getty Images
メキシコ代表を率いるのは、アルゼンチン出身のヘラルド・マルティーノ監督。「タタ」の愛称で知られる指揮官は、昨年1月に代表監督に就任して以降、着実に結果を残してきた。ここまで21戦してわずか1敗。その間、18勝を挙げ、勝率は9割に迫っている(※PK戦の勝利を引き分けとカウント)。唯一敗れたゲームは、昨年9月に行われた母国アルゼンチンとの親善試合で、0-4と大敗。痛恨の敗戦を喫したが、同年7月に行われたゴールドカップでは優勝して、北中米王者に輝いた。元日本代表監督で、メキシコ代表を2度率いたこともあるハビエル・アギーレ氏もその手腕を高く評価しており、「“タタ”と一緒なら、安泰だ」と太鼓判を押す。
■メキシコ戦は4連敗中

[写真]=Getty Images
日本は、メキシコとの相性があまり良くない。両国は過去5回対戦し、日本は初対戦となった1996年のキリンカップで3-2の勝利を収めて以降、4連敗を喫している。最後に相まみえたのは2013年のことで、FIFAコンフェデレーションズカップのグループステージ最終戦で激突。日本は岡崎慎司(ウエスカ/スペイン)が1ゴールを挙げるも、メキシコがハビエル・エルナンデス(ロサンゼルス・ギャラクシー/アメリカ)の2ゴールで2-1の勝利を収めた。今回の招集メンバーでは、川島永嗣、長友佑都、酒井宏樹、吉田麻也の4人が当時の試合に出場している。
■予想オッズは?
7年ぶりの対戦となる日本とメキシコだが、下馬評はどうなっているのか。日本時間17日15時現在、イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』は、日本の勝利に「3.9倍」、メキシコの勝利に「2.0倍」、ドローに「3.25倍」のオッズをつけている。オッズの数字が低ければ低いほど勝利の見込みが高いことを示すので、メキシコの優勢を予想している。とはいえ、森保一監督が「現在の立ち位置を知るために最高の相手」と話せば、主将の吉田麻也も「FIFAランクの高いメキシコとやれるということは、自分たちの立ち位置を把握できるチャンスになると思う」とコメント。国際親善試合とはいえ、中立地で世界トップクラスの代表チームと戦える機会はそう多くなく、いまの実力を測るうえで格好の相手という認識を持っている。勝敗はもちろんのこと、内容面でも実りある試合にしたいところだ。
(記事/Footmedia)
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By Footmedia