“日韓戦”の得点者を振り返る [写真]=Getty Images
日本代表は25日、韓国代表との国際親善試合を行う。“日韓戦”が実現するのは、EAFF E-1サッカー選手権2019以来、約1年半ぶり。宿命のライバル対決は今回も激しい戦いになること必至だ。
今回は、そんな“日韓戦”でゴールを挙げた選手に注目してみた。2010年以降、この大一番で得点を挙げた選手とその試合について振り返っていく。
▼2010年2月14日 東アジアサッカー選手権2010 第3戦
【スコア】
日本 1-3 韓国
【日本の得点者】
23分 遠藤保仁(PK)
2010年の南アフリカW杯を控えるなか、行われた東アジアサッカー選手権(現在の名称はEAFF E-1 サッカー選手権)。自国開催で大会初優勝を狙った日本は第3戦で韓国と対戦した。
旧国立競技場で行われた一戦で先制点を挙げたのは遠藤保仁(当時ガンバ大阪)。PKを確実に決めてリードを奪ったが、前半のうちに逆転されると、1-3で敗れて日本は3位で大会を終えた。遠藤にとってはA代表の日韓戦で奪った唯一のゴールになる。なお遠藤は、同年10月の日韓戦でA代表100試合出場を達成した。
▼2011年1月25日 AFCアジアカップ2011 準決勝
【スコア】
日本 2-2(PK3-0) 韓国
【日本の得点者】
36分 前田遼一
97分 細貝萌
アジアの頂点を目指して、日韓両国が準決勝で激突。試合は文字どおり死闘となった。日本は韓国に先制を許すが、前田遼一(当時ジュビロ磐田)が即座に同点ゴールを奪いタイスコアに。そのままスコアは動かず延長戦に突入すると、負傷した香川真司(当時ドルトムント)に代わって途中出場していた細貝萌(当時アウクスブルク)が本田圭佑(当時CSKAモスクワ)のPKのこぼれ球を押し込み、勝ち越しに成功した。
しかし延長後半終了間際に同点弾を奪われると、PK戦に突入。決して良い流れではなかったが、日本のゴールマウスを守っていた川島永嗣(当時リールセ)が神がかり的な活躍を披露する。相手のキックを3本目まですべて読み切り、日本は3-0で完勝。勢いに乗ったチームはオーストラリアとの決勝戦も制し、アルベルト・ザッケローニ監督就任後初めてのタイトルを獲得した。
▼2011年8月10日 キリンチャレンジカップ
【スコア】
日本 3-0 韓国
【日本の得点者】
35分&54分 香川真司
52分 本田圭佑
7カ月前の日韓戦から一転、札幌ドームに宿敵を迎えた一戦は日本の鮮やかな勝利で幕を閉じた。序盤からゲームを支配すると、香川(当時ドルトムント)が李忠成(当時サンフレッチェ広島)との連携から先制ゴールを奪う。さらに後半には、本田(当時CSKAモスクワ)が追加点。香川がこの試合2点目となるゴールを決めて、後半開始10分ほどでリードを3点に広げた。
その後も、内田篤人(当時シャルケ)の左足シュートがポストを叩くなど、韓国を圧倒。PK戦を除けば、2005年8月以来6年ぶり、ホームでは1998年3月以来13年ぶりの日韓戦勝利を手にした。
▼2013年7月28日 東アジアカップ2013 第3戦
【スコア】
韓国 1-2 日本
【日本の得点者】
25分&90+1分 柿谷曜一朗
韓国で行われた東アジアカップ(現在の名称はEAFF E-1 サッカー選手権)。勝てば大会初優勝が決まる日本は、完全アウェイでの大一番に臨んだ。ザッケローニ監督(当時)は10人の選手を初招集。その中で出色のパフォーマンスを披露したのが柿谷曜一朗(当時セレッソ大阪)だった。
初戦の中国戦でA代表初ゴールを記録すると、宿敵との大一番では2ゴールをマーク。2点目は1-1で迎えた後半アディショナルタイムに決めたもので、日本の大会初制覇を決定づけるものだった。柿谷自身も大会得点王に輝き、一躍ヒーローとなった。
▼2015年8月5日 EAFF東アジアカップ2015 第2戦
【スコア】
日本 1-1 韓国
【日本の得点者】
38分 山口蛍
中国・武漢で開催されたEAFF東アジアカップ(現在の名称はEAFF E-1 サッカー選手権)。5カ月前に就任したヴァヒド・ハリルホジッチ監督は4選手をA代表に初めて招集するなど、チーム内に新風を吹き込んだ。
韓国との第2戦では、山口蛍(当時セレッソ大阪)が貴重な同点弾をマーク。2年前の大会でMVPに輝いていた同選手にとっては、A代表通算19試合目での初ゴールとなった。日本は2分け1敗で最下位に終わったが、山口をはじめ国内組が奮闘した大会となった。
▼2017年12月16日 EAFF E-1サッカー選手権2017 第3戦
【スコア】
日本 1-4 韓国
【日本の得点者】
3分 小林悠(PK)
Jリーグのシーズン終了直後に開催されたEAFF E-1サッカー選手権2017。優勝をかけた日韓戦は、日本にとって屈辱的なゲームとなってしまった。試合開始早々に小林悠(川崎フロンターレ)がPKを決めて先制するも、10分後に同点弾を献上。その後は「何もできなかった」と振り返った選手がいたように失点を重ね、終わってみれば1-4の逆転負けを喫してしまった。
日本が3点差をつけられて韓国に敗れるのは1982年3月以来35年ぶり。4失点は1979年以来38年ぶり、ホームでの4失点は初対戦の1954年以来63年ぶりのことだった。
この試合を含めて、日本は韓国に2連敗中。25日に行われる一戦では、どの選手がゴールネットを揺らして、チームに白星をもたらすだろうか。
(記事/Footmedia)
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By Footmedia