オンライン取材に対応した反町技術委員長
日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長が、1日に開催された技術委員会後、オンライン取材対応を行い、3月25日から開催が延期となった「FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選」のミャンマー戦が、5月28日に開催する方向となっていることを認めた。
W杯アジア2次予選は、3月の試合の大半がコロナ禍の影響で延期。多くの国が3試合か4試合を残している。国際サッカー連盟(FIFA)はアジアサッカー連盟(AFC)に対し、6月15日までに2次予選のすべての試合を終わらせるように通達しており、5月31日から6月15日に設定されているインターナショナルマッチデー(IMD。各国代表から招集があった際は、クラブは選手派遣を義務付けられる期間)に、各グループの試合が組まれている。しかし、グループAのグアムvs中国が30日、グループFの日本vsミャンマーは28日開催として、AFCの公式HPの日程ページでは組まれている。
反町技術委員長は「寝耳に水とまでは言わないが」として、JFAからの正式発表はまだできないとしつつ、AFC側からの報告があったことは認めた。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日程変更やW杯予選の1カ国集中開催など、AFC決定による変更事項が続いている。先日もACLの日程変更にともない、Jリーグのスケジュールが大幅な変更を余儀なくされた。28日はIMD外ということで、招集の強制力を伴わない日程での開催となる。日本では明治安田生命J1リーグが5月26日、27日、29日、30日に開催予定されており、メンバー選出は難航すると想定される。反町技術委員長からは「(Jリーグ各クラブとは)まだ具体的に話はしていません。IMDでは代表招集があるとFIFAのルール上であれば招集できますが、そうでなければ、できません。一般論としての見解はそういうことです」と述べるにとどめ、今後の交渉を示唆した。
一方でヨーロッパでプレーしている選手については、多くの国、クラブが5月23日までに公式戦を終えるため、「今年はユーロがあるので、各クラブの所属選手はそのままユーロに行くケースが多い。日本の選手は普通に考えれば帰国することになると思います」と、海外組の起用も念頭に置くが、「どうするかは頭に入れてやっていかないといけません。ただ、監督の意向もあります。つい最近出たニュースですし、現状はまだ対応できていない」とコメントするにとどめている。
ミャンマー戦は6月に2試合を予定していたキリンチャレンジカップ2021の試合日に組まれることも予想されたが、28日で決定となれば、当初の予定通りの開催となる。現在、対戦相手は未定だが、「ヨーロッパ勢は視野に入れたい」と、ユーロ不参加組にはなるが、UEFAネーションズリーグやW杯ヨーロッパ予選開催のために実現が難しくなっているヨーロッパ勢との対戦を視野に入れ、「実力が拮抗している中で試合をするからこそ、得るものがたくさんあります。最終予選を見据えて強化をすることが、今の日本チームにとって必要と考えています」と続け、2試合を有効活用していくことを強調した。
さらに6月5日と12日には、U-24日本代表の国際親善試合も予定している。日本代表は「1チーム2カテゴリー」として、A代表とU-24日本代表をラージグループと考えて活動しているが、ミャンマー戦も加わることで、A代表5試合、U-24代表2試合をこなすことになる。メンバー選考については「どう活動するかは、6月も分けると思いますが、監督同士で話すべきこと」として、3月のような形で活動すると示唆したが、「感染予防をしながらになるので、その時の状況次第です。例えばA代表とU-24代表でのバブル間での移動ができるか。スポーツ庁などと話すこともあるかもしれません。いろいろと考えながら、プロセスを作っていきます」と、コロナ禍における厳格な行動制限と管理のもとに行われた3月の試合と同じ形での活動なるか、フレキシブルに活動できるかについても、今後検討、進行していくと話している。
■日本代表試合予定
5月28日 W杯2次予選 vsミャンマー(日本/都市未定)
6月3日 キリンチャレンジカップ2021 vs未定(札幌)
6月7日 W杯2次予選 vsタジキスタン(吹田)
6月11日 キリンチャレンジカップ2021 vs未定(神戸)
6月15日 W杯2次予選 vsキルギス(吹田)
■U-24日本代表試合予定
6月5日 国際親善試合 vs未定(福岡)
6月12日 国際親善試合 vs未定(豊田)
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By サッカーキング編集部
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