日本代表の森保一監督(写真は8月のもの) [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選第2節中国戦を勝利で終え、森保一監督が試合後の記者会見でコメントした。
W杯最終予選の初戦を落として、中国戦に向けて「一人ひとりがいい準備をしてくれる、チームとしていいエネルギーを練習から作ってこの試合に向かって行っている切り替えの部分、さらなる準備をやってくれてこの試合に臨みました」と語る森保監督。前半は相手が5バックで引いた守備を敷いてきた中で「試合では相手は予想した形と違う中、まずはハードワークすることと、システム的に予想と違ったところを柔軟に対応してくれて、ハードワークと賢さを持って、この試合に勝利してくれたと思います」と続け、勝ち点3を勝ち取った選手たちを称えた。
「ゲームの入りの部分では、我々は攻撃的に、中国が守備的に見えたかもしれませんが、日本の選手たちがアグレッシブに攻撃を仕掛けるというところで優位に試合を進められたと思っています」
後半に入ると一転、中国はプレッシャーを掛けながら試合を進めてきたが「中国は良い守備からいい攻撃というところで、おそらく失点を抑えながら、ある程度の時間、後半から圧力をかけてくるゲームプランだったのかなと思います」と分析。ハーフタイムでは「後半、相手が形を変えてくるかもしれない、前半より圧力をかけて戦ってくるかもしれないという部分でその準備をしていくということ」を指示したという。
試合には勝利した一方で、チャンスを作りながらも1得点にとどまった。森保監督は「課題についてはその通りで、1-0でリードしていて、その後チャンスを作れていました」としたうえで、「できれば2点目を取れるように、より完璧な状態で試合を終わらせられるようにするということは、さらにレベルアップをする部分では目標を持ってやりたいと思っています」とコメントした。
それでも「この最終予選で簡単に追加点を取れる戦いは理想ではあっても現実的ではない」として、中国戦での勝利を自信に変えるとして次戦に向けて意気込んだ。そこは選手たちがしっかり無失点に抑えながら勝ち切ったところ、最後プレッシャーがかかる中、無失点で勝ち切ったところを自信を持って次の第3戦に戦えるようにできればと思います」と次戦を見据えた。
日本代表は10月第3戦でサウジアラビア代表と対戦する。
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By サッカーキング編集部
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