45分間でハットトリックを達成した上田 [写真]=野口岳彦
国内組で合宿を行う日本代表は21日、流通経済大学とのトレーニングマッチに臨んだ。
45分×2本で行われる試合。日本は先発でGK権田修一、DFラインは右から酒井宏樹、中谷進之介、谷口彰悟、長友佑都、中盤中央に稲垣祥が入り、インサイドハーフ右に脇坂泰斗、左に江坂任が並んだ。前線は右に武藤嘉紀、左に相馬勇紀、中央は大迫勇也が務めた。
試合は3分、日本が右CKを得ると脇坂がショートコーナーでスタートさせ、降りてきた江坂が落として脇坂へ。ペナルティエリア内深い位置まで侵入するとマイナスパスに大迫が飛び込んで先制した。
流経大が積極的に前線からプレスをかけるも、丁寧に回避していき前進する日本は16分、相馬が左45度の位置からミドルシュートでGKのニアサイドを抜き、追加点を獲得。20分にも、相馬が左サイドの深い位置でボールを持つと、インナーラップを仕掛けた長友へパス。グラウンダークロスを武藤が左足で決めて、リードを3点に広げた。
後半、日本は8名を交代。GK権田、DFは右から山根視来、谷口、西尾隆矢、佐々木翔、中盤はアンカーに松岡大起、右インサイドハーフに渡辺皓太、左インサイドハーフに鈴木唯人、前線は右から脇坂、上田綺世、荒木遼太郎という並びになった。
メンバーを代えながらも日本は55分に上田綺世が追加点を決めると、2分後には左サイドのクロスがクリアされたところを渡辺が押し込んで5点目。フィールドプレーヤーで前半から残っていた谷口と脇坂は直後に交代となり、約60分のプレーとなった。
72分には左サイドで荒木の仕掛けから上田が決めると、終了間際にも荒木のスルーパスに抜けた上田がGKに倒されてPKを獲得。自身で決めてハットトリック達成となった。試合は7-0で日本が勝利をして、国内組合宿を終えている。
国内組での合宿を終えた日本代表は、22日にFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選(27日:中国代表、2月1日:サウジアラビア代表。ともに埼玉)に臨むメンバーを発表する予定となっている。
【スコア】
日本代表 7-0 流通経済大学
【得点者】
1-0 3分 大迫勇也(日本)
2-0 16分 相馬勇紀(日本)
3-0 20分 武藤嘉紀(日本)
4-0 55分 上田綺世(日本)
5-0 57分 渡辺皓太(日本)
6-0 72分 上田綺世(日本)
7-0 90分 上田綺世(PK)(日本)
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By サッカーキング編集部
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