日本代表の長友 [写真]=野口岳彦
24日、日本代表DF長友佑都(FC東京)がオンラインでの取材に応じた。
27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦と、FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選のホーム2連戦を控える日本代表。今回のシリーズではDF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(アーセナル)という、主力センターバック2名を欠く中での戦いを強いられる。
それでも長友は「吉田も冨安もこれまで日本代表を支えてきたセンターバックの2人でもちろん来られないのは残念ですけど、日本にはたくさん良い選手がいますし、代わりに出てもしっかり戦える選手がいるので、僕自身は心配していません」とキッパリ。「サッカーの世界は何が起こるか分からないし、コロナ禍で、もしかしたらホームで試合ができなかった可能性もあります。海外の選手たちが日本に来られないという可能性も考えられたわけで、そういったネガティブな要素を考えると、ホームで海外組も集まれて試合ができることは、僕自身は非常にポジティブだと思います」と前向きな姿勢を示した。
また「吉田と冨安は精神的な強さを、安定した強さを持っているのが強みであって、次(の試合)どういう選手が出るか分かりませんが、チームや個人がナーバスで上手くいかない時に安定した精神状態を保てるかというのは選手として試されている部分。僕自身としてはそういう状態の時にも(チームを)落ち着かせるというか、全然問題ないとポジティブな精神状態にさせるのも役割だと思っています。経験ある選手も多くいてその選手たちでカバーできますし、全く問題ないかなと僕自身は思っています」と語っている。
3日後に対戦する中国についての印象を問われた際には「前線にパワーとテクニックのある帰化選手がいる中、監督が代わってモチベーションも高く、そして僕たちも彼らの戦術を読めないというところは前回(昨年9月8日)と違うなと思います。前回はしっかりと対策をして、相手の攻撃や守備を分かった上で戦えましたが、今回はそれがありません。彼らも気合が入っていると聞いていますし、どの選手が出てくるか、どういう戦術で来るかというところは怖い部分だと思います」と警戒心を示した。
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By サッカーキング編集部
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