意気込みを示した浅野 [写真]=Getty Images
日本代表のFW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)が25日、メディア対応を行なった。
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選4勝2敗のグループ2位につける日本代表。昨年12月にチームメイトが新型コロナウイルスに感染し、自身も濃厚接触者として隔離を強いられた浅野は「隔離期間が長引いてしまいましたが、その期間も自分なりにトレーニングできることはやっていました。それでもコンディションは落ちてしまって、回復するまではきつかったです」とコメント。続けて「今は良くなってきている最中なので、怪我に気をつけながらやっています」とコンディションが復調していることを明かした。
22日に行われたブンデスリーガ第22節ケルン戦で今季初ゴールを記録した浅野は「代表に選ばれるまでに“絶対1点は欲しい”と個人的に思っていました。それが達成できてメンタル的にも上向きのまま代表に合流することが出来ています」と告白。さらに「これまでゴールという結果を残すことができずにいましたし、直近に行われたポカール(マインツ戦)もベンチスタート。コンディションもパフォーマンスも今一つと思っていた中、途中出場からゴールを決めることが出来ました。その試合に関してはパフォーマンスも上がっていて、良い形で代表に合流できたと思っています。あの1点は大きかったです」と心境を明かした。
負傷により主将DF吉田麻也とDF冨安健洋を欠く日本代表。守備面が不安視されている中で浅野は「2人がいないのは大きいですが、彼らだけで守っているわけでもありません。チーム全員で2人の抜けた穴を補えるようにしたいですし、代わりに入る選手も充分に戦える力があると思っています」と披瀝。また「チームでイメージを共有できるかが大事。キャプテンは不在ですが、一人ひとりがキャプテンシーを持って取り組むことができれば一体感も増すと思いますし、その雰囲気で試合に臨めれば問題ない。あとは攻撃陣がゴールを奪うことができれば、守備のことを意識しすぎなくてもいい試合ができると思います。攻撃陣は少しでも早く得点を奪えるように、ゴールを意識してプレーします」と意気込みを示した。
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By サッカーキング編集部
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