最終予選5連勝でオーストラリアとの大一番へ！ 日本代表MF遠藤「キャプテンと一緒にW杯を決めたい」

　日本代表MF遠藤航が1日、同日に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選のサウジアラビア代表戦での勝利に満足感を示しつつ、次戦のオーストラリア代表戦に向けた意気込みを口にした。

　日本代表は、32分に伊東純也の突破からチャンスを作り、最後は南野拓実がゴールネットを揺らして先制すると、後半開始早々の50分には伊東純也の豪快な4試合連続弾が決まり、2－0で勝利。最終予選5連勝を飾り、同グループ首位のサウジアラビアに勝ち点1差と迫った。

　サウジ戦終了後、フラッシュインタビューに応じたキャプテンの遠藤は、「アウェイで負けていたのでホームで借りを返そうと皆んなで試合に入って良い形で2点取れて勝つことができてよかった」と試合を振り返り、後半は押し込まれる時間帯もあったが、「割り切って、しっかり守ってカウンターを狙っていくところはチームとしてはっきりしていたので、苦しいというよりは相手にボールを持たせながらしたたかにやることを意識していた」と、狙い通りの戦い方ができたことを強調した。

　これで最終予選は残り2試合となり、次戦のオーストラリア代表戦で勝利を収めるとW杯出場が決定する状況となったが、遠藤は「まだ出場権は決まっていない」と気を引き締めつつ、「次はキャプテンも帰ってきますし、3月はまた皆んなで集まってキャプテンと一緒にW杯を決めたいなと思います」とコメント。今回は負傷の影響で招集メンバーから外れたDF吉田麻也と共に臨む最後の2連戦を見据えた。