オーストラリア代表は1日、FIFAワールドカップ カタール2022アジア最終予選のグループB第8節でオマーン代表と対戦し、敵地で引き分けた。
グループBの3位に位置するオーストラリアは14分、MFボイルが得たPKをFWマクラーレンが決めて先制に成功。その後も主導権を握って試合を進めたが、追加点を奪えないまま後半に突入。すると、後半開始から2枚替えを敢行したオマーンが54分、MFアブドゥラの強烈なミドルで試合を振り出しに戻した。
このままだとグループ2位の日本と勝ち点3差をつけられてしまうオーストラリアは79分、途中出場の選手たちが結果を残す。左サイドからグッドウィンが上げたクロスをファーサイドのボイルが折り返し、最後はFWデュークの落としを後方から走り込んできたMFムーイが叩き込んだ。
終盤の得点で勝利を手繰り寄せたかと思われたオーストラリアだったが、DFカラチッチの死角から飛び出してきたFWアルガッサニを倒してしまい、PKを献上。これをアブドゥラが冷静に決めて87分に再び追いつかれてしまう。オーストラリアは最後までゴールに迫ったものの、試合は2－2のまま終了。オーストラリアの3位以内が確定したものの勝ち点1の獲得に留まり、日本との勝ち点差は「3」に拡大した。
この結果、日本は次節のオーストラリア戦で勝利すればワールドカップ出場が決定する状況に。一方、後のなくなったオーストラリアは次節、ホームに日本を迎えたあと、最終節にサウジアラビアとのアウェイゲームに臨む日程となっている。
【スコア】
オマーン 2－2 オーストラリア
【得点者】
0－1 14分 マクラーレン（オーストラリア）PK
1－1 54分 アブドゥラ（オマーン）
1－2 79分 ムーイ（オーストラリア）
2－2 87分 アブドゥラ（オマーン）PK
【グループB順位表】
勝ち点19：サウジアラビア（得失差＋5）
勝ち点18：日 本（得失差＋6）
勝ち点15：オーストラリア（得失差＋9）
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By サッカーキング編集部
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