左サイドバックが本職の長友佑都 [写真]=Getty Images
日本代表DF長友佑都(FC東京)が、20日にオンラインでのメディア対応を行った。
日本代表はFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループBで6勝2敗の現在2位。24日にアウェイでオーストラリア代表と、29日にホームでベトナム代表とそれぞれ対戦する。勝ち点差「3」の3位オーストラリアとの直接対決に勝利すれば、自力でW杯出場を決めることができる。また、同試合で引き分けた場合でも、29日のベトナム代表戦で引き分け以上の結果を得ることで、自力でのW杯出場が確定する。
そんななか、19日にFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)とDF酒井宏樹(浦和レッズ)がケガで離脱し、FW林大地(シント・トロイデン/ベルギー)とDF中谷進之介の追加招集が発表された。長友は大迫と酒井の離脱について、「一緒に長い間戦ってきた仲間なので、残念です。ただ、前回もCB2人(※吉田麻也、冨安健洋)がいなくて、代わりに入った選手たち(※板倉滉、谷口彰悟)が素晴らしいパフォーマンスを見せ、チームとしても勝利を収めた。今回も問題なく、代わりに入った選手たちがしっかりと戦ってくれると思います」と、ベテランの不在による影響は少ないと予想している。
今シーズンはクラブで出場機会が減っているが、「全然大丈夫ですよ」と長友。「むしろ1月の前回の方がコンディション的に断然難しかった。ただサウジ戦も体は動けましたし、皆さんが心に火をつけてくれたこともありました。今回は(直近の京都サンガF.C.戦で)90分出ていますし、問題ないです」と、コンディション面の自信を口にした。また、酒井の不在により右サイドバックでの起用も考えられることについては、次のように語っている。
「SBとして求められていることや、自分が発揮しなければいけないプレーは右も左も変わらない。視野の確保やボールの置く位置は変わってくる部分もあるんですけど、基本的には大きく変わるところはない。左で欧州含めやってきたことを右でもやっていきたい。(起用法は)全然わからないですけど、求められれば、チームに貢献するだけなので。クラブでも右をやっていますし、どちらでも問題ないと思います」
「強いチームであり、ライバルという意識」を抱いているオーストラリアと敵地で対戦。「この試合に勝ってW杯を決めたい、その気持ちだけです。引き分けとかはまったく考えず、勝ちにこだわってチーム一丸となって頑張ります」と意気込みを示した長友は、自身4度目となるW杯出場に向けての思いを語っている。
「当たり前ですけど、(W杯は)夢の舞台。子供のころからW杯に出たい夢を抱いてやってきましたが、出れば出るほどW杯の魅力に惹かれてしまって。今では子供のときより『W杯に出たい』という思いが、4回目になるんですけど、僕の人生のなかで一番強いなと思っています。そのくらいの大きな場所であり、僕の愛するW杯に4回目出たいなと意気込んでいます」
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By サッカーキング編集部
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