途中投入から圧巻2ゴール！　ヒーロー三笘薫「視来くんがあそこでボールを持った瞬間…」

　日本代表MF三笘薫が、24日に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選のオーストラリア代表戦を振り返った。

　84分に途中出場した三笘は、89分に川崎フロンターレ時代に同僚だった山根視来の折り返しに合わせて先制ゴールをマーク。後半アディショナルタイム4分には得意のカットインから勝利を決定づける2点目を挙げ、2－0の勝利に貢献した。

　日本代表は7大会連続7度目となるW杯出場が決定。三笘は、「行くしかないと思っていたので、全部出し切りました。（得点の瞬間は）覚えていないですけど、自然とベンチの方に行って、全員の力で勝った勝利だと思います」と喜びを口にした。

　1点目は山根が守田英正とのワンツーパスで崩してから生まれた、フロンターレトリオが絡んでのゴール。三笘は「ゴール前に行くしかないと思っていましたし、視来くんがあそこでボールを持った瞬間、フロンターレ時代からあそこからマイナスに来るとわかっていたので、素晴らしいボールが来たと思います」と振り返った。

　2ゴール目は左サイドをドリブルで切り崩す自身の十八番となる形でのゴールとなった。三笘は振り返り、「サイドで時間を作ろうか迷ったんですけど、力も余っていましたし、一人で崩せば侵入できるスペースがあったので、行くしかないと思って判断しました」と語っている。