日本帰国初日の26日、練習に臨んだ田中碧 [写真]=金田慎平
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選に臨んでいる日本代表MF田中碧が27日にメディア対応に臨んだ。
冒頭、田中は「いいですか?少し時間をいただいて」と、自身で同日朝に報じられた歌手、女優の鈴木愛理さんとの交際報道に言及。「今朝、記事を見られた方もいると思いますが、僕は今、鈴木愛理さんと交際させていただいています」と認め、「これ以上は代表活動でもありますし、僕自身もサッカーに集中したいですし、彼女に迷惑をかけたくないと思っているので。サッカーの話を皆さんでしましょう!」と、自身で話を完結させ、メディア対応に入った。
田中は今予選デビューとなった2021年10月のオーストラリア戦でゴールを挙げ、その後チームに定着。最終予選3戦で2敗スタートとなった日本だったが、田中が出番を得るようになってからは全勝でW杯出場権を獲得した。「誰がどこでプレーしてもプレーができることが大きいです。全員ボランチの選手なので、距離感や立ち位置を見てプレーできますし、相手が嫌なこと、自分たちがしたいことを実行できる選手なので、やりやすいです」と、主に遠藤航、守田英正と並ぶことが多かった中盤の構成を振り返り、「このフォーメーションに慣れることが大きかったと思います。もちろん毎試合やっていることや、相手によって変わることがあるので、すべてが同じではないですけど、立ち位置も少しずつ良くなって。改善点もあるので、よりいい方向に向かっていかないといけないかなと思います」と中盤で3枚が並ぶシステムの進歩に触れた。
日本は7大会連続のW杯出場権を獲得したが、29日のベトナム戦からメンバー入りへのサバイバルレースも始まる。「W杯という舞台でトップクラスの相手と試合をしないといけないわけで。その舞台で、個人として何もできなければ出ている価値、自分の価値もなくなってしまうので。そこで世界のトップの選手たちと何ができるかだと思うので。すべての面において、もっとクラブでより自分の力を伸ばす、レベルも上げていかないといけないので、世界のトップの基準をぶらさず、今は僕自身が世界に追いついていないので、距離を縮められるか。そこに向けてやっていくしかないと思います」と、まずは自チームでの取り組みと話し、「代表活動で結果を残すことが重要で、それが得点やアシストなのか、それとは違う部分での貢献度なのか、自分の中でも求めていかないといけない。自分が出た試合でいかに勝利を掴めるかが重要。勝利と得点やアシストにはよりこだわりつつ、ボランチなので点を決めればいいわけではないので、90分通じてどれだけ貢献できるかを、今まで以上に求めないといけないのかなと思います」と、日本代表活動においての結果、数字にこだわっていく姿勢も改めて示している。
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By サッカーキング編集部
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