日本サッカー協会は27日、アラブ首長国連邦(UAE)で行われているドバイカップに出場しているU-21日本代表が、29日に行われる順位決定戦でU-23サウジアラビア代表と対戦することを発表した。
初戦を終えた時点で日本とサウジアラビア、UAEが勝ち点3で並んでいたが、第2戦を引き分けで終えたUAEに対して、日本とサウジアラビアが連勝を飾り、勝ち点を「6」に伸ばすことに成功。日本とサウジアラビアは同勝ち点、同得失点(+3)で並んでいたが、総得点で「1」上回ったサウジアラビアが1位で、日本が2位で順位決定戦に進出。29日に1位の座をかけてサウジアラビアとの決勝に臨むことになった。
U-21日本代表の大岩剛監督は「初戦、第2戦と失点ゼロで勝ち、決勝に進むことができました。ここまで少ない時間ですが準備をしてきましたし、今後チームとして成長していくための積み上げができていると感じています」とここまでの戦いを振り返りつつ、「決勝という舞台で相手のサウジアラビアは強豪ですが、やることは変えずに続けていきます」と、意気込みを口にした。
U-21日本代表は、FW小田裕太郎(神戸)が負傷離脱となったほか、DF木村誠二(山形)、DF半田陸(山形)、MF松木玖生(FC東京)、MF甲田英將(名古屋)、FW藤尾翔太(徳島)が所属クラブの都合などもありチームを離れて帰国。限られた戦力での試合になるが、大岩監督は「始まる前から決まっていたことですし、遠征に来る際も常に、このグループで3試合を戦うと言い続けてきました。途中で来る選手、帰る選手がいるが、それを含めての3試合」と主張した。
決勝は現地時間29日の20時(日本時間25時)にキックオフを迎える。
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By サッカーキング編集部
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