サウジアラビア(上)と日本(左下)が本大会へ。豪州(右下)はPOにまわる [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB最終節が29日に各地で行われた。
24日のオーストラリア代表戦勝利で7大会連続7回目の出場権を手にした日本代表は、ホームに最下位ベトナム代表を迎えての一戦。オーストラリア戦から先発9名を代えて臨んだが、19分にCKから失点。後半に入って主将の吉田麻也のゴールで追いついたものの、勝ち越し点は奪えず、ホームの観客の前での予選最終戦を勝利で飾ることができなかった。
前節、中国代表と引き分けたため、日本に首位の座を明け渡したサウジアラビア代表は、ホームでオーストラリアと対戦。サウジアラビアは本大会出場、オーストラリアはアジアプレーオフ進出が決まっている中での試合は、36分に自陣からのロングパスにマーティン・ボイルが抜け出したが約3分ほどのVARチェックの末にオフサイドでノーゴール判定。スコアレスで折り返すと、後半に入って65分にサウジアラビアがPKを獲得し、サレム・アル・ドサリが決めて先制した。試合はそのまま終了し、サウジアラビアが1-0で勝利した。
4位が確定していたオマーン代表はホームに中国を迎えると、前後半に1得点ずつを獲得。危なげない試合運びで2-0と勝利し、勝ち点を14まで伸ばして予選を終えた。
この結果、グループBは首位でサウジアラビアが突破。2位の日本とともにW杯本大会へ進出となった。3位のオーストラリアは6月7日にカタールで開催されるアジアプレーオフで、グループAの3位UAEと対戦が決定。その勝者が南米予選5位との大陸間プレーオフに進む。
アジア最終予選グループBの第10節対戦カード、順位表は以下の通り。
■第10節
▼グループB
日本 1-1 ベトナム
オマーン 2-0 中国
サウジアラビア 1-0 オーストラリア
■順位表
▼グループB
1 サウジアラビア(勝ち点23/得失点差+6)※W杯出場決定(3大会連続6回目)
2 日本(勝ち点22/得失点差+8)※W杯出場決定(7大会連続7回目)
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3 オーストラリア(勝ち点15/得失点差+6)※アジアプレーオフ進出決定
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4 オマーン(勝ち点14/得失点差+1)
5 中国(勝ち点6/得失点差-10)
6 ベトナム(勝ち点4/得失点差-11)
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By サッカーキング編集部
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