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U21日本代表、2試合連続で退場者も快勝でGS突破…準々決勝で韓国と対戦へ!

2022.06.09

U21日本とU23タジキスタンが対戦した [写真]=Getty Images

 AFC U-23アジアカップ・グループD最終節が9日に行われ、U-21日本代表U-23タジキスタン代表が対戦した。

 ここまで1勝1分の日本は、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定する。スコアレスドローに終わった前節サウジアラビア戦からは先発を10人変更し、連続スタメンは山本理仁のみ。ゴールマウスには小久保玲央ブライアンが立ち、馬場晴也木村誠二松木玖生、佐藤恵允が今大会初出場となった。

 11分、日本がセットプレーの流れで先制する。左コーナーキックのこぼれ球をボックス中央で回収した馬場は、落ち着いてボールをコントロールし、ペナルティエリア右でフリーの松木に預ける。松木は左足ダイレクトボレーで合わせ、ネットを揺らした。

 日本は27分、敵陣中央でフリーキックを獲得。キッカーの山田楓喜がゴール右上を直接狙うが、惜しくもポストに嫌われて得点には至らない。30分には佐藤が倒されて日本がPKを獲得。しかし、オンフィールドレビューで映像を確認した主審が判断を変えて判定を取り消した。

 44分、今度は山本が倒されてPK獲得。キッカーを務めた松木は相手GKの逆を突いてゴール左下を狙ったが、ポストを叩いて得点にはならない。日本は1点のリードで折り返す。

 日本は57分に相手のミスでチャンスを広げる。相手GKのミスパスをペナルティエリア内で佐藤が回収。自らのフィニッシュを選択し、相手GKとの一対一を制して左足でネットを揺らした。

 65分、日本に2試合連続となる退場者が出る。相手の背後からチャレンジした三戸舜介がスパイクの裏で相手の足首を踏みつけてしまい、オンフィールドレビューで映像を確認した主審によってレッドカードを提示された。

 数的不利となった日本は68分、スルーパスに抜け出した内野貴史の折り返しに中島大嘉が合わせてネットを揺らす。3点目かに思われたが、オフサイドで得点は取り消された。

 後半アディショナルタイム4分、日本がダメ押しの3点目を獲得する。半田陸の鋭いパスから中島が抜け出し、飛び出してきた相手GKの頭上をループシュートで通してネットを揺らした。

 試合はこのまま終了し、日本が退場者を出しながらも3-0で勝利した。アラブ首長国連邦を2-0で下したサウジアラビアが得失点差で首位通過し、日本は2位となってグループを突破した。12日に行われる準々決勝では、C組首位のU-23韓国代表と対戦する。

【スコア】
U-21日本代表 3-0 U-23タジキスタン代表

【得点者】
1-0 11分 松木玖生(日本)
2-0 57分 佐藤恵允(日本)
3-0 90+4分 中島大嘉(日本)

【スターティングメンバー】
小久保玲央ブライアン;内野貴史、馬場晴也木村誠二畑大雅松岡大起山田楓喜(58分 斉藤光毅)、山本理仁(75分 藤田譲瑠チマ)、松木玖生(75分 半田陸)、三戸舜介(65分 退場);佐藤恵允(58分 中島大嘉

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