選手紹介で大歓声！　遠藤航が感じた“ファンの変化”「守備的MFの選手も気にして見てくれているのかな」

　日本代表は24日、キリンチャレンジカップ2023でウルグアイ代表と対戦し、1対1で引き分けた。

　“第2次森保ジャパン”の初陣となった一戦、ワールドカップを経ての課題となっていたビルドアップやサイドバックが内側に入る新たな攻撃の形を披露した。ボランチの一角として先発フル出場を果たした遠藤航（シュトゥットガルト）は、今回のトライについて「ただ（堂安）律と（三笘）薫とに入れるだけだと低い位置になってしまうけど、縦パスが一本入ってサイドに展開できると高い位置で勝負できる。縦パスが入った時にサイドバックがどうサポートするのか、いつ縦パスを入れるのかはもう少しやっていけたと思います」とコメント。「まだまだ全然じゃないですか。初めてのトライで練習もそこまでできていないので、また試合を振り返りながら何ができたか何ができなかったのかを整理していきたい」と試合を振り返った。

　この一戦では森保一監督にゲームキャプテンを指名され、腕章を巻いてピッチへ。「ワールドカップ後の初陣でチケットが完売して声出し応援もある中で、新しい日本代表に期待していただけていることを感じました。『ファン・サポーターの期待に応えられるようにしよう！』という話はしました」とチームメイトに呼びかけたという。会場の国立競技場には61,855名のサポーターが集結。試合前の選手紹介で遠藤の名前が呼ばれると大きな歓声が上がった。「個人的にはあまり注目されていないと思っているんですけど（笑）。ただ、守備的MFの価値や良さを感じてほしいですし、“デュエル王”という言葉も含めて注目してほしいと思っているので、少しずつこのポジションの選手をファンも方たちも気にして見てくれているのかなとは感じます。あとは『遠藤はデュエルだけではない！』というところも感じてもらえれば」と呼びかけた。