アジア予選でのU-20日本代表 [写真]=Getty Images
11日、日本サッカー協会(JFA)の技術委員会が開催。終了後に反町康治技術委員長が取材に応じた。
5月から6月にかけて行われるFIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023に向け、U-20日本代表は出発。反町技術委員長もチームに帯同する。「あくまでも優勝を目指してやってきたつもりです。コロナの影響もあって、ヨーロッパなどと比べると満足に対外試合ができなかった時期もありますが、努力してやってきました。強い方針のもとで強化をしてきた国が上位にいると思っています。自負ではないですが、アジアで一番活動できたと思うので、その成果を出していきたいですし、万全の準備をしています」と、ここまでの強化について最大限に取り組んだと話した。
反町委員長は大会への臨み方について、これまでの積み重ねた経験が今に生きていると話す。
「西さん(西芳照シェフ)やテクニカルスタッフも2人行きます。PT(フィジオセラピスト)も。W杯ですからそれくらいの準備をしていきます。甘やかすという言葉ではなく、万全の準備をしていかないと世界で勝てないことは証明されている。もちろん費用の問題もありますが、移動にしても(今回は)フランクフルト経由でブエノスアイレスに入りますが、中継点が一回です。例えばドバイ経由だとサンパウロも経由して…と、時間がかかりますし、トラブルも出るかもしれない。準備の段階で間違いがなく、選手ファーストと考えて良い準備をさせていくことは、僕が(JFAに)来てから重視しているところです。健全な選手が集合するわけだから、『PTは…』とも思いましたが、長い大会になると、一戦目でケガをしても、準々決勝に間に合うかもしれない。カタールW杯がまさにそうでした。東京オリンピックまではPTという存在が帯同していなくて、例えば(三笘)薫や(上田)綺世が合流したときに、力を発揮できないうちに大会が終わってしまった反省点があり、改善するべきだなと思ってやったことなんです」
また、メンバーの招集についても、「Jリーグの協力もあり、10日前から移動することを許してもらいました。初戦の相手(セネガル)はニュースでは3名ぐらいがクラブと(招集に向けて)うまく折衝できないと聞きましたが、我々はクラブとずっと話をしてきて、会議を開いた上で、協力していただいている。JFAとJリーグが両輪でクラブと良い関係を繋げている一つの証拠だと思うので。これは日本ならではだと思っています」と、主力としてピッチに立つことも多いJリーグ組に言及。
海外組も今回4選手が参加するが、「(招集リストの)ラージグループに入っている選手はどういう日程で招集するかという話はしています。どこのクラブも前向きに『わかりました』と返事をもらっていたので、その中で最終的に選んだ形です」と、密接にコミュニケーションを取っている結果、スムーズに招集できたと話す。
各選手についてもコミュニケーションを取っているようで、髙橋仁胡が所属するバルセロナ・フベニールBの監督とも「つい2日ぐらい前、監督から連絡が来て、『仁胡はすごく上達している』と。僕も『指導に感謝している。バルセロナに行った時はサッカーや仁胡についても一緒に食事しながら話をしよう』と返事をしましたが、一番面倒を見ているフベニールの監督が、それだけ評価している。うまくいけばそのまま上のカテゴリーに繋がっていければうれしいですね」と連絡を取ったことを明かしている。
反町委員長はさらに、「(本大会前の15日に)U-20アルゼンチン代表戦がありますが、アルゼンチン側から、すぐに『やろう』と言ってきてくれました。日本は約束を守る国。他国だとやると言っておいて、来なかったりしますから。いいイメージを持っているということでしょうね。我々は対外試合もよく出ていますし、オペレーションに慣れていることを含めて、世界の中でも認められつつあると思っています。コロナ禍の中でも(A代表が)ヨーロッパ遠征をしたり、地道な活動が認められてきた証拠だと思っています。当然、これにあぐらをかくことなく、強固な体制を作れていると思いますし、森保監督も海外視察から日本に帰ってきますが、良い成果を持って帰ってくるのではないかなと。6月の活動も楽しみですね」と、これまでの積み重ねという点において、他国からの認識もポジティブに変わってきていると続けている。
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By 小松春生
Web『サッカーキング』編集長