[写真]=兼子愼一郎
日本代表は15日、キリンチャレンジカップ2023でエルサルバドル代表と対戦し、6対0で快勝した。
新たに日本代表の10番を背負う堂安律はインサイドハーフのポジションで先発出場し、65分までプレーした。前半終了間際の44分、三笘薫がカットインから強烈なシュートを放つ。GKが弾いたこぼれ球を押し込み、FIFAワールドカップ スペイン戦以来となるゴールを決めた。「インサイドハーフだとボックス内に入ることができる」と話した堂安。「ショートカウンターで自分が背後に抜けて、ボールがこぼれてきた感じでしたけど、こぼれてくることは意識していました。中に入ることによって、ああいったゴールが生まれると思うので、決してラッキーではない」と、自身の“中への意識”が生んだゴールであることを強調した。
日本は開始52秒に谷口彰悟のゴールで先手を取ると、4分には上田綺世の抜け出したを止めた相手DFが一発退場に。数的優位のアドバンテージを生かし、大量6得点を奪った。一方で「今後、相手が強くなっていく中で、6得点の内どれが得点できるようなクオリティだったのか。そこは考えないといけない」と提言。「そのクオリティが自分たちが出せたのかは、正直クエスチョンではあります。もっともっと自分たちに厳しくできる試合であったかなと思います」と語った。
ゴール前でのクオリティを上げるための「課題」として挙げたのが、クロスからの得点の形だ。「今日もクロスまではできていましたけど、中で合わないのが自分たちの今の課題。(古橋)亨梧くんが決めたゴールは練習でもすごくやっていますし、相手DFが分かっていても点で合えば止められないので、そこはまた練習からできれば」と前を見据えた。
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By サッカーキング編集部
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