なでしこジャパン（日本女子代表）は5日、『FIFA女子ワールドカップオーストラリア＆ニュージーランド2023』のラウンド16でノルウェー女子代表と対戦し、3－1で勝利。試合後、決勝点となるチームの2点目を決めたDF清水梨紗は「2019年に悔しい思いをしたので、まだまだこれからですけど、ひとつ壁を破れたのかなという気持ちです」と述べ、4年前に涙を呑んだ舞台を突破してのベスト8進出を喜んだ。
また、決勝点の場面に関しては、「自分のところにボールがこぼれてきていて、前半のチャンスでトラップせずに打って（外したので）、次は落ち着いていこうと思っていたので、うまくゴールに入ってくれて良かったです」と語り、起点となったチームの3点目については「ボールがこぼれてきて、（藤野）あおばがフリーなのはわかっていて、そこにつけたらあおばが運んでくれて（宮澤）ひなたのスピードを活かせたというところで、ああいうカウンターも日本の武器になっているのはすごく良いことかなと思っています」とコメント。スペイン戦同様に押し込まれた中からの反撃に対する手応えを口にした。
試合後、喜びを爆発させていたことについては、「今日の試合に対する人もいれば、4年前のことを想い出している人もいますし、いろんな感情が混ざったみんなの笑顔だったのかなと思います」と振り返り、「本当に明るいし、全員が同じ方向を向いているので、これからもどんどん勝ち上がっていきたいなと思います」と、チーム全体が良い雰囲気の中で試合ができていることを強調した。
ベスト8進出を果たしたなでしこジャパンの次なる相手は、6日に行われる『スウェーデン女子代表vsアメリカ女子代表』の勝者となり、ベスト4進出を懸けて日本時間11日の16：30にキックオフを迎える。
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By サッカーキング編集部
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