トルコ戦の前日会見に出席した森保一監督 [写真]=Anadolu Agency via Getty Images
日本代表を率いる森保一監督が11日、翌日に控えたキリンチャレンジカップ2023のトルコ代表戦(ヘンク/ベルギー)に向けた前日会見に登壇した。
9月のインターナショナルマッチウィークの初陣となった9日開催のドイツ代表戦で、日本代表はパーフェクトな試合運びを見せて4-1で白星を飾った。欧州遠征の2戦目は、FIFAワールドカップ日韓2002以来の再戦となるトルコ代表が相手だ。森保監督は「中2日でのトルコ戦となるので、ドイツ戦から大幅にメンバー変更をして臨みたい」と先発ラインナップの変更を明言。「今日の全体練習を見て最終的なメンバーを決めるつもりです」と明かした上で、トルコ代表との一戦が持つ“意味”についても語った。
「勝利を目指して戦うこととともに、選手層の幅を広げる、厚くすることにフォーカスしています。より多くの選手に我々のコンセプトを理解してもらう意味でも、トルコ代表戦は非常に重要です。そのような部分を考えて戦うつもりです」
快勝を飾ったドイツ代表戦から時間はわずかしか経過していないが、日本代表の選手たちに気の緩みはない。「選手たちはドイツ戦の勝利に自信や誇りを持っていますが、同時にここがゴールではないことも自覚しています。さらなる成長、常に次へ向かって最善を尽くすための会話が頻繁に行われています」。そう語った森保監督は「私が敢えて言うまでもないところが素晴らしいところ」と選手たちを称えている。「我々の目指すところはワールドカップ優勝」と宣言した上で「そこを目指すところから、今の成長を忘れずにステップアップしていくことは選手にも伝えています」とチーム全体で共有された目標を明かすと、およそ4カ月後に控えたAFCアジアカップも引き合いに出しつつ、目の前の試合に向けて全力で準備することが大きな目標に繋がってくると主張した。
「アジアカップが来年1月にあるので、もちろんそこの優勝や、チームとして大きな目標は持っています。ですが、目の前の一戦に最善の準備をすること、勝利に向けて全力を尽くすことが大事です。そこに集中することは常日頃から選手たちにも要求しています」
「ドイツ戦では選手が素晴らしい試合をしてくれて、結果的に勝つことができました。ですが、誰も現状には満足していませんし、満足や慢心があった時点で成長は無いと思っています。常に次を考えることが大事で、過去の勝利が次を約束はしてくれません。トルコ戦を勝利するためにに今できることをしっかりやって、明日の勝利に向けて準備していきたいです」
また、JFA(日本サッカー協会)は11日付でFW上田綺世(フェイエノールト/オランダ)がチームを負傷離脱することを発表した。ドイツ代表戦では最前線でスタメンを入り、ゴールも挙げていたストライカーについて、森保監督は「前線の起点となるプレーや背後への飛び出しを見せ、得点も決めました。ゴール前での仕事ができる1トップとして、クオリティが上がっていると感じました」と一定の評価を下している。「まだまだ彼自身、オランダで優勝を目指すチームの中で上げていけることがあります。チャンピオンズリーグなど世界トップレベルの大会で結果を出すことを含めてクオリティを上げて欲しいですし、彼はそれができると考えています」と所属クラブでの飛躍に期待を寄せただけでなく、「上田綺世の離脱は本人、チームにとって痛いですが、まずはしっかりとケガから回復し、チームの勝利に貢献できるように、順調にコンディションを上げていけることを願っています」と話した。
上田の不在に伴い、トルコ代表との一戦で誰が最前線のポジションに入るのかにも注目が集まっている。森保監督は「明日の試合はタイプが違うFWを起用することになります」と発したが「タイプが違うことをマイナスに考えるのではなく、それぞれの選手に個性があるので、彼らの個性を活かしてほしい」と各々の“色”を出して代表チームに還元することを要求。「FWとしてプレーする上で、得点を決めることや絡む仕事をしてもらうことは誰であろうと変わりません。そこをやりつつも全員攻撃と全員守備、ドイツ戦はチーム全員で戦えたので、チームのためにベストを尽くしてほしいです」と話している。
ベルギー・ヘンクの『セゲカ・アレーナ』にて開催されるキリンチャレンジカップ2023の日本代表とトルコ代表の一戦は、12日の14:20(日本時間21:20)にキックオフを迎える。
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By サッカーキング編集部
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