U22日本代表がアジア競技大会でベスト8進出!(画像はカタール戦)[写真]=Getty Images
第19回アジア競技大会・決勝トーナメント1回戦が28日に行われ、U-22日本代表とU-24ミャンマー代表が対戦した。
中国の広州で開催された2010年大会以来、3大会ぶり2度目の優勝を狙うU-22日本代表。Jリーガーと大学生を中心とするメンバーで臨む今大会は、U-24カタール代表、U-24パレスチナ代表と同居したグループDを2連勝で突破し、決勝トーナメント進出を決めた。ベスト8進出をかけた今回の試合では、グループAを3位で終えたU-24ミャンマー代表と対戦する。
日本は前の試合からスタメンを10名変更。DF馬場晴也(北海道コンサドーレ札幌)、MF松岡大起(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ/ブラジル)、MF佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ)らが先発に名を連ねた。グループステージで2試合連続ゴールをマークした谷内田哲平(京都サンガF.C.)はベンチスタートとなった。
序盤から主導権を握った日本は12分、重見柾斗(福岡大)が敵陣中央からワンタッチで左サイドへ展開すると、これを受けた日野翔太(拓殖大)がゴール前へグラウンダーのクロスを供給。後方から走り込んだ佐藤がワンタッチで相手DFを交わし、冷静にゴール右下隅に流し込み先制に成功した。佐藤は今大会初ゴールとなっている。
リードを奪った日本はその後もボール保持率を高め、相手ゴール前に迫っていく。26分には右サイドでの連携プレーからボックス内の重見へとパスが繋がり、混戦からゴール前中央へボールが溢れる。このルーズボールを鮎川峻(大分トリニータ)が押し込みネットを揺らした。さらにリスタート直後には、スルーパスで相手DFの背後に向け出した佐藤がGKの股を抜くシュートを沈め、リードを3点に広げた。
35分にはボックス内左の深い位置に抜け出した佐藤が中央へグラウンダーのクロスを送り、走り込んだ鮎川がネットを揺らし点差を広げる。42分には左に開いた佐藤の鋭いクロスを角昂志郎(筑波大)がダイレクトボレーで押し込み5点目を奪った。日本が終始優位に立ったまま、前半は5-0で折り返した。
後半も攻め続ける日本は、佐藤に替わって投入された小見洋太(アルビレックス新潟)や日野を中心に相手ゴール前に迫っていく。すると66分、直前に投入された内野航太郎(筑波大)がボックス手前中央から右足を一閃。狙い澄ましたシュートがゴール右下突き刺さった。73分には右サイド攻撃を起点にミャンマーを押し込むと、最後はボックス手前中央から日野翔太がミドルシュートを沈め点差を7点に広げる。
その後も日本はテンポの良いパス交換でミャンマーを押し込み、サイドからのクロスやミドルシュートで8点目を狙いにいく。追加点こそ奪えなかったものの、ミャンマーに付け入る隙を与えず、7-0でゲームを締め括った。勝利した日本は10月1日に行われる準々決勝でU-24北朝鮮代表と対戦する。
【スコア】
U-22日本代表 7-0 U-24ミャンマー代表
【得点者】
1-0 12分 佐藤恵允(U-22日本代表)
2-0 26分 鮎川峻(U-22日本代表)
3-0 27分 佐藤恵允(U-22日本代表)
4-0 35分 鮎川峻(U-22日本代表)
5-0 42分 角昂志郎(U-22日本代表)
6-0 66分 内野航太郎(U-22日本代表)
7-0 73分 日野翔太(U-22日本代表)
【スターティングメンバー】
U-22日本代表
GK:小畑裕馬
DF:馬場晴也(HT 山崎大地)、今野息吹、根本健太、関根大輝
MF:松岡大起(64分 内野航太郎)、重見柾斗、佐藤恵允(HT 小見洋太)、日野翔太(80分 奥田勇斗)、角昂志郎
FW:鮎川峻(78分 松村優太)
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By サッカーキング編集部
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