日本代表のDF冨安健洋 [写真]=Getty Images
日本代表の冨安健洋(アーセナル/イングランド)が、13日に行われた「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023」カナダ代表戦の試合後にミックスゾーンでメディアからの取材に応じた。
この日、センターバックとして先発出場し、前半45分間のみプレーした冨安は、試合を振り返って、「(自分がプレーした前半は)3-0で、最終的には4-1で失点してしまったけど、結果だけを見ればよかったかなと思う」と、スコアに一定の満足感を示しつつも、「まだまだやれることはあるなと思ったのが事実」と、自身のなかでは反省の方が大きかった様子。「まだ映像を見ていないので細かいところは言えない部分もあるけれど、ボールを奪ったあとに失う回数が多かったり、1点取ったあとに押し込まれてしまったり、最初は守備がハマらなかった部分もあった」と、守備面で多くの改善点が浮き彫りになったと話した。
そして、「映像を見ないとわからないけれど」と前置きしたうえで、「おそらく、いつもよりDFラインが下がってしまっていたと思う」と語り、「まだまだやれるはず。スローインからのボールロストも多かったし、スローインで受ける部分は9月シリーズから続いているところなので、改善が必要だと思う」と、修正の必要性を説いた。
ただ、それでもカナダ代表との一戦は、来月に控えるFIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選を前に、非常に有意義な経験となったようで、「新しいメンバーでやっているし、感覚的にハマっていないなという部分はある。それは試合する前から分かっていたこと」と話し、「最初からバチっとハマるはずがない。お互いの距離感であったり、選手の立ち位置だったりは、試合を重ねていくことでしか改善できないので、次につながる試合になった」と、改善点が明確になったことを前向きに捉えていた。
この後、日本代表は17日に『ノエビアスタジアム神戸』で「キリンチャレンジカップ2023」のチュニジア代表戦に臨む。
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By サッカーキング編集部
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