キリンチャレンジカップ2023が17日に行われ、日本代表はチュニジア代表を2-0で下した。試合後、貴重な追加点を決めた伊東純也(スタッド・ランス/フランス)がメディアからの取材に応じた。
13日のカナダ代表戦から中3日で行われたチュニジア代表戦。2試合連続の先発出場となった伊東は、「多少、体が重いなという感覚はあった。ただ、疲れというよりも、相手が5バックでうまくサイドをスペースを消してきた。自分のサイドは特に相手が人数をかけて守ってきたと思う」と、連戦の疲労も相まって、相手の守備にやや苦戦した感覚があったという。
そして、トップ下に入った久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)とのコンビネーションに関しては、「監督からも、タケ(久保建英)が右に流れたところで、中にうまく入っていくことを求められていた。自分がスペースを空けてあげて、中に入っていく動きは、試合のなかでチャレンジできた。何回か良い場面はあったと思うけど、前半は左サイドの方がボールを受けることができていたので、そこからの展開だったり、入っていくところを意識していた」と語り、「何回かは良いコンビネーションがあったと思う。そこから入れ替わりだったり、相手が捕まえづらいことをできればいいかなと思う」と、さらなる改善を目指していた。
本人としては、100パーセント満足のいくパフォーマンスではなかったのかもしれない。それでも、後半には貴重な追加点をマークし、国際親善試合の直近5試合で4ゴール目を記録した。代表での得点量産について、伊東は「そんなに点を取るタイプではないけど、代表だとチャンスはあるので、点は取れている」と結果への手応えを口にする。
また、この日の得点場面を振り返り、「名波さん(名波浩コーチ)には、『クロスに絶対3人は入っていけ』と言われていて、ハーフタイムにも言われていた。うまくマイナスのところに入ったら、タケが見てくれていた。あとは、ふかさないことだけ意識して、コースに流し込んだ」と、狙い通りの形での得点だったことを明かした。
伊東の活躍もあり、10月シリーズを2連勝で終えた日本代表。来月はFIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選が予定されており、16日にミャンマー代表、21日にシリア代表と対戦する。
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By サッカーキング編集部
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