日本代表に初選出された伊藤涼太郎 [写真]=STVV
シント・トロイデンに所属するMF伊藤涼太郎が、日本代表に初選出された。
2024年1月1日に『国立競技場』で行われる「TOYO TIRES CUP 2024」で、石井正忠監督が率いるタイ代表と激突する日本代表は、7日に同試合に向けたメンバー23名を発表。クラブでチームメイトのGK鈴木彩艶とともに招集入りした伊藤は、日本代表に初選出となった。
現在25歳の伊藤は、セレッソ大阪U-15、作陽高校を経て、2016年に浦和レッズに加入。2017シーズン後半と2018シーズンは水戸ホーリーホックに期限付き移籍すると、2019シーズンには大分トリニータに期限付き移籍した。2020年に浦和に復帰したものの、思うように出番を得られず、2021シーズン後半は水戸へ2度目の期限付き移籍を果たした。
2022シーズンにアルビレックス新潟に完全移籍すると、同クラブで才能が開花。昨季の明治安田生命J2リーグでは全42試合に出場して9ゴールを挙げるなど、リーグベストイレブンに選出される活躍で新潟の6シーズンぶりとなるJ1復帰の原動力となった。
今シーズンも明治安田生命J1リーグの17試合に出場して7ゴールを記録していたなか、今年6月にシント・トロイデンへの完全移籍が決定。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)ではここまで15試合出場で2ゴール1アシストを記録している。
日本代表に招集された伊藤と鈴木はシント・トロイデンのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
■伊藤涼太郎
「この度、初選出される事になりました。僕自身、日本代表というのはずっと目指していた場所なので素直に嬉しく、とても楽しみにしています。選ばれただけではなく、しっかりと自分のプレーを出してアピールしたいと思っています!」
■鈴木彩艶
「この度1月1日に行われるタイ戦の日本代表メンバーに選出していただき大変嬉しく思います。今回はアジアカップ前最後の重要な試合です。自分の力を発揮し、結果と内容を得られるよう、チームのために全力で闘います」
By サッカーキング編集部
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