日本代表の先制点を決めた堂安律[写真]=Getty Images
日本代表は31日、AFCアジアカップカタール2023・決勝トーナメント1回戦（ラウンド16）でバーレーン代表と対戦。試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに堂安律が登場した。
試合は前半31分に動いた。毎熊晟矢の矢のようなミドルシュートがポストに直撃すると、跳ね返ったボールに素早く反応した堂安律が冷静にシュートを決めて、日本が先制に成功する。そして、後半開始早々の48分には、ペナルティエリア内でこぼれ球を拾った久保建英がゴールを決め、追加点を奪取した。しかし、64分にコーナーキックからバーレーンのサイード・バケルにシュートを許すと、GK鈴木彩艶がパンチング。高く上がったボールを鈴木と上田綺世が競り合う形になり、オウンゴールを献上してしまった。日本はバーレーンに1点差に迫られる。
それでも、72分に毎熊が右サイドからドリブルで少し内側に入って上田へパスすると、上田がうまく抜け出し、角度のないところから強烈なシュート。ボールは相手GKの股を高速で通過し、ゴールネットに突き刺さった。その後、追加点こそ奪えなかったものの、このまま3－1で試合終了。勝利した日本代表は9大会連続の準決勝進出を決めた。
試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに登場した堂安は、先制点の場面について、「毎熊選手の素晴らしいシュートが転がってきて、常に準備はしていたので、ゴールになってよかったです」と振り返り、「それだけじゃなく、チーム全体として戦えたので、それが勝利につながったと思います」と安堵の表情を浮かべた。
待望の今大会初ゴールとなった堂安。ただ、「自分のゴールよりも大事なのはチームの勝利なので、それは常に心掛けてこの大会を通してやっていますし、それが勝利につながってよかったです」と冷静に語っていた。
次戦までは中2日と厳しい日程となる。堂安は、「タフな試合が続くと思いますけど、全員がフォア・ザ・チームの心をもって、何が何でも優勝したいので、次も勝ちたいと思います」とすぐに次戦へ気持ちを切り替えていた。
日本の次戦は、2月3日（土）20時30分キックオフ。このあと行われるイラン代表対シリア代表の勝者と対戦する。
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By サッカーキング編集部
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